キャプテン バギー。 伝説のキャプテン・バギーの偉大さまとめ/one piece 伏線考察サイト

【トレクル】千両道化のバギー(スゴフェス限定)の評価|超進化【ワンピース トレジャークルーズ】

キャプテン バギー

「何だぁ、お前らは……?」 バギーは突然現れた2人組の女に問いかけた。 1人はメガネにスーツ姿の秘書そのものであり、もう1人は白い帽子に赤い服だ。 「どうやら……私達が1番みたいね」 「そりゃそうよ。 凪の帯 カームベルト を渡ってきたんだもの」 「部署が違うと、こういうところも違うのね……」 カリファが溜息をつきながらも羨ましく思ったのは、ステューシーが保有していたCP0専用の快速工作船だ。 迅速に世界中に展開する必要がある為、海楼石を船底に敷き詰めて 凪の帯 カームベルト を渡れるようになっている。 シャングリラ諸島のとある島に隠してあったが、ステューシーがルナシアに寝返ったことで、そこらも全部ルナシアには話していた。 なお、カリファはステューシーが不老になった後、ルナシアがついでに同じようにしてあったが些細なことである。 「それはそうと、さっさと捕まえましょう。 10億よ」 「ええ、そうね。 しかし、何でこんな奴が10億なのかしら……?」 10億という意味はよく分からなかったが、自分を捕まえるつもりらしいということはバギーにも理解できた。 「おいおい、姉ちゃん達。 俺に手を出すと……火傷するぜ?」 カッコよくポーズまで決めてみせるバギー。 カリファとステューシーは進路上で邪魔になりそうな敵だけを一瞬にして蹴散らしながら、瞬く間に彼へと迫る。 東の海では絶対に有り得ないその強さと速さにバギーは仰天したが、すぐさま身体をバラバラにして浮かせてみせる。 念の為に両足を素早く退避させた。 これまた長年、サボりながらも鍛えたおかげか、両足がそれなりに離れていても彼は遠隔操作ができるようになっている。 「なるほどっ……!」 「ええ、これは厄介そうね……!」 カリファとステューシーは雑魚を蹴散らしながらも、バギーの状態を見て察知する。 2人にはルナシアが10億を掛ける程の何かがあると考えていた。 そして、身体をバラバラできるような能力者であることで確信に至る。 本来ならば新世界にいてもおかしくはないような厄介な輩であると。 一方のバギーはどうやって逃げようかと考えていた。 なんか普通に覇気使っているし、何なら指銃とか剃とか言ってるし、格好からして海兵でもない。 海賊に寝返った六式使いとか六式を習得した海賊でもない限り、世界政府のCPだと彼には予想がついていた。 「お前ら…… CP サイファーポール か?」 バギーは内心ビビり散らしていたが、それをどうにか表に出すことなく冷静に問いかけた。 モージとカバジ、他多数の部下達は一歩も退かないバギーの勇姿に奮い立たされる。 しかし、彼らはCPを知らなかった。 「キャプテン・バギー、 CP サイファーポール って何ですか?」 「ああ、モージ。 世界政府の諜報機関だ。 お前ら、何番目の CP サイファーポール だ?」 カリファとステューシーを空中からバラバラとなった身体のパーツで包囲しつつ、問いかける。 不用意に動くのは危険だと2人は判断し、背中合わせとなった。 そんな彼女達を、まだ攻撃されていなかった為に無傷のモージやカバジといった部下達に取り囲む。 「CP9よ」 「私はCP0」 元だけど、と2人は心の中で付け加えたが、バギーはどちらもどういうことをする機関かを知っていた為、それどころではなかった。 彼は2人を睨みつけながら問いかける。 「おい……どうしてお前達は俺を狙う? 答えろ……!」 ロジャー船長の船にいたこと、バレてねぇよなとバギーはドキドキしながらも問いかけた。 「キャプテン・バギー!」 「おう、どうした?」 冷静に問いかけるバギーに彼は息も絶え絶えに告げる。 「う、海に……海に見たこともない巨大な船とたくさんの海賊船が……! 海軍の軍艦もたくさん……!」 バギーは何だか物凄く嫌な予感がした。 その予感は部下の言葉で確信に変わる。 「どれもこれもここらじゃ見たことのねぇ海賊旗ばかりで……! 分かるのはルナシア海賊団の連中くらいだ……! 巨大船もルナシアのところの……!」 それを聞いて彼は一つだけ分かったことがある。 どうしてそうなったのか、さっぱり分からない。 だが、これだけは確かだとバギーはこの状況で自信を持って断言できる。 部下達の一角が吹き飛び、その大地に大きな傷痕がつけられる。 それは斬撃の痕だ。 それをやったのは異様に首の長い女だった。 彼女は刀を片手に持ちながら、ゆっくりと歩いてくる。 バギーは、その顔を手配書で見たことがあった。 将来はルナシア海賊団に入れてもらおうかな、と彼は考えていた為に幹部連中や傘下の強い海賊達の顔は懸賞金と一緒に丸暗記していた。 故に彼は思わず言ってしまった。 「鬼夫人、アマンド……!」 「知っているんですか!? キャプテン・バギー!」 モージの問いにバギーは頷いて答える。 「ルナシア海賊団副船長。 その強さと危険性から、掛けられている懸賞金は……18億8000万ベリーだ」 「18億ぅ!?」 モージ達は目が飛び出さんばかりに驚いた。 「東の海にいていい奴じゃねぇが……どうしてこんなところにいる?」 バギーの問いに、ゆっくりと歩んでいたアマンドはその足を止めた。 「どうして……だと? お前がルナシアに酷いことをしたんだろう……?」 眼光鋭く怒りに満ちた声でアマンドは答えた。 逃げたいところだが、報告から想像するに島が完全に包囲されているようなので、逃げるに逃げられない。 泳げれば話は別だが、バギーは能力者。 故にカナヅチであった。 「いや、待ってくれ。 俺は本当に身に覚えがねぇんだ。 そもそも俺、ルナシアさんに会ったこともねぇんだぞ。 なあ、お前ら?」 バギーは問いかけた。 普段と全く変わらない態度の彼にモージ達の心が奮い立つ。 「そ、そうだ!」 「ああ、キャプテン・バギーは会ったこともない!」 口々にそう告げる彼らだったが、アマンドは軽く息を吐いた。 殺しちゃマズイが、それでも彼女は言わずにいられなかった。 「そうか。 では死ね」 「問答無用かよ!?」 バギーは叫んだが、それよりも速くアマンドは斬りかかった。 それはたとえ武装色を纏った斬撃であっても。 「何故だ……! 何故、効かん!?」 アマンドは驚きと苛立ちを覚えつつも、神速でもってバギーを斬る。 だが、彼に一切のダメージは無かった。 「姉さん! 私がやる!」 そう言って出てきたのは足が異様に長い褐色の美女だった。 彼女は大剣を構える。 「シャーロット・スムージー……15億3000万ベリーの賞金首……!」 そう呟くバギーは怖すぎて何も感じなくなっていた。 彼の表情は能面のようなことになっていたが、それが部下達や攻撃しているアマンド達には色々と勘違いさせてしまう。 「す、すげぇぜ……キャプテン・バギー!」 「ああ、あんな凄まじい攻撃に対して、恐怖を一切感じてねぇ……!」 その部下達の声がアマンドとスムージーを苛立たせ、カリファとステューシーを驚かせる。 「斬撃に対する完全無効化能力……?」 「いえ、もしかしたら避けているのかしら……?」 冷静に観察している2人にバギーはツッコミを入れたくなったが、下手な事を言うともっとヤバいことになりそうだったので我慢した。 しかし、ツッコミを入れても入れなくてもヤバいことになるのは変わらなかった。 「ほう……面白い能力だ。 俺が試してみよう」 「おい待て。 何だこれは? 俺はあれか、お前達と1人で戦争でもしているのか?」 不敵な笑みを浮かべて現れたジュラキュール・ミホークに対して、バギーはついにツッコミを入れてしまう。 だが、ミホークは律儀に答えてくれた。 「それも当然だ。 何しろ、お前に対してルナシアが10億の懸賞金を掛けた。 生け捕りにして目の前に連れてこい、という命令だ」 「何で一回も会ったことがない奴に恨まれなきゃならんのだ! 縄張りとかも荒らしてねぇんだぞ!?」 「何があったかは俺も知らない。 だが、声を聞く限り……酷く怒っているようだったぞ」 そう言いつつ、ミホークは黒刀・夜を抜いた。 アマンドとスムージーもまた己の得物を構える。 その理由はバギーが斬られたからではなく、新手が続々と来たために。 「手こずっているみてぇじゃねぇか……」 「10億だ! 俺が斬る!」 「おいモリア。 「俺達が10億を頂くぜ!」 「ああ、エース!」 エースとサボや少し遅れてドフラミンゴまでも現れる。 しかし、ここまでだったらまだルナシア海賊団のメンバーである。 バギーの精神的な限界はとっくに超えていたが、いよいよ彼に精神的な意味でトドメを刺しにくるような面々が続々と現れた。 「バギーという名前を聞いた時、まさかとは思ったが……やっぱりお前のことだったのか。 赤髪といい、あの見習い小僧が……」 「ああ、俺も知っているぜ。 エッド・ウォーにいた小僧だ。 あのときは情けねぇ面していた」 「おれも聞いたことはあるね……しかし、あのルナシアが10億を掛けて生け捕りにしろなんて……あんまり強そうには見えないが」 「おれもロジャーのところにいたのは見たことがあるが……強いのか?」 白ひげ・金獅子・ビッグマム・カイドウの4人が部下達を引き連れて現れた。 彼らはバギーがどういう奴か直接見てやろうと思い、わざわざここまで足を運んできたのだ。 ルナシアが10億の懸賞金を掛けるような奴を気にするな、という方が難しい。 ここに至り、バギーは突如として大声で笑い出した。 突然のことにさしもの新世界の猛者達も何も言わずに彼を見つめる。 そして、こっそりと上陸して、離れたところから隠れて様子を見ていた海軍の大将達もまたそれは同じだった。 「おいおい、やべぇんじゃねぇの? 狂ったんじゃ?」 「いや、狂ったわけじゃないでしょうよ」 「ああ。 何しろ、あのルナシアがここまで兵力を動員し、他の六皇が動く程の輩じゃけぇ……」 クザン・ボルサリーノ・サカズキはひそひそと小声で会話していた。 3分程笑い続けたバギーは唐突にそれを止めた。 アマンドの眼光はそれこそ人が殺せそうな程であったが、バギーはもう何も怖くない。 彼は堂々と告げる。 「おい、ルナシアんとこの副船長さんよ。 俺に会いたいってんなら、ルナシアが自分で会いに来るってのが筋だろう? お前んとこは、俺を呼び出すのにいちいち世界をひっくり返すようなことをしなきゃならんのか? 周りの迷惑を考えやがれ、このハデバカ野郎」 さぁ言ってやったぞ、あとはどうにでもなれとばかりにバギーは能力を解除し、腕を組んでその場に座り込んでみせた。 静寂が訪れたが、それはすぐに破られた。 他ならぬアマンドによって。 「……本当にお前はルナシアに何もしていないんだな?」 「何回も言わせるな。 何もしてねぇし、そもそも会ったこともねぇよ」 バギーの言葉にアマンドは頷きながら、電伝虫を取り出した。 彼女はそれを掛ける。 相手はルナシアだった。 バギーはアマンドがどこかへ連絡を取っているのを見つつ、周囲に視線を巡らせてみた。 当然、現実逃避である。 そこへアマンドが電伝虫の受話器を差し出してきた。 バギーは我に返って、アマンドへ視線を向けた。 彼女は告げる。 「ルナシアが直接話すそうだ」 「ああ、分かった」 バギーは電伝虫の受話器を受け取って、耳に当てる。 幸か不幸か、彼の怖いものなしという状態はまだ継続していた。 勿論、ルナシアには先程許可を取ってあった。 「あー、もしもし。 こちらバギー。 おたくがハデバカ野郎のルナシアさんですか?」 『おたくがロジャーんとこの見習いで、ラフテル上陸前に熱を出してシャンクスに看病させたバギーさんですか?』 事情を知っていた極一部を除き、誰もが驚愕した。 当然、バギーの部下達も。 「おう、そのバギーだ。 で、お前と全く接点がない俺に何の用だ?」 『実は今度、皆で宴会するんだけど……シャンクスがバギーも誘ったらどうかって言ってね』 「……うん?」 何だか話が変な方向に転がったぞ、とバギーは首を傾げる。 それは聞いていた周りも同じで、事情を察した白ひげ・金獅子・ビッグマム・カイドウは笑いを堪えていた。 『だから、宴会のお誘い。 ロックス海賊団の同窓会とロジャーのことを語る会をやるの。 あなたも来る? 部下達も連れてきていいわよ?』 「このハデバカ野郎! そんなことの為にわざわざ10億の懸賞金を掛けて、兵隊を動かしたのか!?」 『だって、シャンクスのところで最後だと思ったら、バギーを誘おうとか言い出したのよ。 あなただって仕事が終わったときに、新しい仕事を渡されたらブチ切れるでしょ?』 「それは確かにそうだな……って、納得するかボケ! 戦争が起こる寸前だったんだぞ!?」 『アマンドが報告してくれたけど、何でそっちにニューゲートとシキとリンリンとカイドウが行っているの? なんか海軍も大将達含めていっぱいいるみたいだし……勝手に戦争を起こさないでよ、もう!』 「もう、じゃねぇだろ! お前が原因だ! このドハデバカ野郎!」 『そもそもあなたが悪いじゃないの! 何で東の海にいるのよ!? 新世界でシャンクスみたいに皇帝になってれば、こんなことにはならなかったのに!』 「うるせー! 知るかボケが!」 『ふん、宴会の時を楽しみに待っているといいわ。 度肝を抜くほど豪華で壮大で、最高の宴会にしてやるんだから……! でもまぁ……』 そこで少しの間をおいて、ルナシアは告げる。 『大騒動になって、悪かったわ。 ごめんなさい』 「おう、まあ許してやるよ。 今度からはちゃんと自分で来いよ」 『ええ、分かったわ。 これを聞いている皆も、振り回してごめんなさい。 10億は今、バギーの目の前にいる私の海賊団に所属している者全員に支払うから安心して』 2人の会話で周りの面々は全ての事情を察し、笑う者や呆れる者、怒る者など様々だ。 しかし、ルナシアから電伝虫越しだが一応の謝罪を受けたとはいえ、敵味方ともに共通していたのは精神的な意味で、とても疲れたというものだ。 なおバギーはこの事件によって、懸賞金がとんでもなく跳ね上がるのだが、そんなことを考える余裕は今の彼には全く無かった。 なお、この1時間後。 バギー捕獲作戦参加勢力 (バギー絶対許さない・怒りの軍団は参加者の「全体」で考えると一部だけ) (大半は10億目当て。 あとバギーがどんな奴か気になった人達) ルナシア海賊団及びその傘下海賊団 アマンド、スムージーはじめ億超え多数。 バギー捕獲作戦観戦勢力 (バギーってどんな奴か気になる人達。 面白そうだから見に来た) 白ひげ海賊団 金獅子海賊団 ビッグ・マム海賊団 百獣海賊団 バギー捕獲作戦監視勢力 (やべぇ連中が東の海に集まっていることから、理由を探りにきた人達) 海軍 三大将及び将官・軍艦多数 バギー捕獲作戦未参加勢力 (そんなことよりお酒美味しいって人達) 赤髪海賊団 (お酒もいいが煎餅じゃろ。 わしも東の海に行きたかった) ガープ バギー捕獲作戦をやらかした大戦犯 (戻ってきた皆に謝罪して回った) ルナシア バギー捕獲作戦における最大の被害者 バギー本人 バギー捕獲作戦で一番疲れた人 センゴク バギー捕獲作戦で災難なことになった勢力 クリーク海賊団 他東の海にいた多数の海賊団.

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【トレクル】千両道化のバギー(スゴフェス限定)の評価|超進化【ワンピース トレジャークルーズ】

キャプテン バギー

「何だぁ、お前らは……?」 バギーは突然現れた2人組の女に問いかけた。 1人はメガネにスーツ姿の秘書そのものであり、もう1人は白い帽子に赤い服だ。 「どうやら……私達が1番みたいね」 「そりゃそうよ。 凪の帯 カームベルト を渡ってきたんだもの」 「部署が違うと、こういうところも違うのね……」 カリファが溜息をつきながらも羨ましく思ったのは、ステューシーが保有していたCP0専用の快速工作船だ。 迅速に世界中に展開する必要がある為、海楼石を船底に敷き詰めて 凪の帯 カームベルト を渡れるようになっている。 シャングリラ諸島のとある島に隠してあったが、ステューシーがルナシアに寝返ったことで、そこらも全部ルナシアには話していた。 なお、カリファはステューシーが不老になった後、ルナシアがついでに同じようにしてあったが些細なことである。 「それはそうと、さっさと捕まえましょう。 10億よ」 「ええ、そうね。 しかし、何でこんな奴が10億なのかしら……?」 10億という意味はよく分からなかったが、自分を捕まえるつもりらしいということはバギーにも理解できた。 「おいおい、姉ちゃん達。 俺に手を出すと……火傷するぜ?」 カッコよくポーズまで決めてみせるバギー。 カリファとステューシーは進路上で邪魔になりそうな敵だけを一瞬にして蹴散らしながら、瞬く間に彼へと迫る。 東の海では絶対に有り得ないその強さと速さにバギーは仰天したが、すぐさま身体をバラバラにして浮かせてみせる。 念の為に両足を素早く退避させた。 これまた長年、サボりながらも鍛えたおかげか、両足がそれなりに離れていても彼は遠隔操作ができるようになっている。 「なるほどっ……!」 「ええ、これは厄介そうね……!」 カリファとステューシーは雑魚を蹴散らしながらも、バギーの状態を見て察知する。 2人にはルナシアが10億を掛ける程の何かがあると考えていた。 そして、身体をバラバラできるような能力者であることで確信に至る。 本来ならば新世界にいてもおかしくはないような厄介な輩であると。 一方のバギーはどうやって逃げようかと考えていた。 なんか普通に覇気使っているし、何なら指銃とか剃とか言ってるし、格好からして海兵でもない。 海賊に寝返った六式使いとか六式を習得した海賊でもない限り、世界政府のCPだと彼には予想がついていた。 「お前ら…… CP サイファーポール か?」 バギーは内心ビビり散らしていたが、それをどうにか表に出すことなく冷静に問いかけた。 モージとカバジ、他多数の部下達は一歩も退かないバギーの勇姿に奮い立たされる。 しかし、彼らはCPを知らなかった。 「キャプテン・バギー、 CP サイファーポール って何ですか?」 「ああ、モージ。 世界政府の諜報機関だ。 お前ら、何番目の CP サイファーポール だ?」 カリファとステューシーを空中からバラバラとなった身体のパーツで包囲しつつ、問いかける。 不用意に動くのは危険だと2人は判断し、背中合わせとなった。 そんな彼女達を、まだ攻撃されていなかった為に無傷のモージやカバジといった部下達に取り囲む。 「CP9よ」 「私はCP0」 元だけど、と2人は心の中で付け加えたが、バギーはどちらもどういうことをする機関かを知っていた為、それどころではなかった。 彼は2人を睨みつけながら問いかける。 「おい……どうしてお前達は俺を狙う? 答えろ……!」 ロジャー船長の船にいたこと、バレてねぇよなとバギーはドキドキしながらも問いかけた。 「キャプテン・バギー!」 「おう、どうした?」 冷静に問いかけるバギーに彼は息も絶え絶えに告げる。 「う、海に……海に見たこともない巨大な船とたくさんの海賊船が……! 海軍の軍艦もたくさん……!」 バギーは何だか物凄く嫌な予感がした。 その予感は部下の言葉で確信に変わる。 「どれもこれもここらじゃ見たことのねぇ海賊旗ばかりで……! 分かるのはルナシア海賊団の連中くらいだ……! 巨大船もルナシアのところの……!」 それを聞いて彼は一つだけ分かったことがある。 どうしてそうなったのか、さっぱり分からない。 だが、これだけは確かだとバギーはこの状況で自信を持って断言できる。 部下達の一角が吹き飛び、その大地に大きな傷痕がつけられる。 それは斬撃の痕だ。 それをやったのは異様に首の長い女だった。 彼女は刀を片手に持ちながら、ゆっくりと歩いてくる。 バギーは、その顔を手配書で見たことがあった。 将来はルナシア海賊団に入れてもらおうかな、と彼は考えていた為に幹部連中や傘下の強い海賊達の顔は懸賞金と一緒に丸暗記していた。 故に彼は思わず言ってしまった。 「鬼夫人、アマンド……!」 「知っているんですか!? キャプテン・バギー!」 モージの問いにバギーは頷いて答える。 「ルナシア海賊団副船長。 その強さと危険性から、掛けられている懸賞金は……18億8000万ベリーだ」 「18億ぅ!?」 モージ達は目が飛び出さんばかりに驚いた。 「東の海にいていい奴じゃねぇが……どうしてこんなところにいる?」 バギーの問いに、ゆっくりと歩んでいたアマンドはその足を止めた。 「どうして……だと? お前がルナシアに酷いことをしたんだろう……?」 眼光鋭く怒りに満ちた声でアマンドは答えた。 逃げたいところだが、報告から想像するに島が完全に包囲されているようなので、逃げるに逃げられない。 泳げれば話は別だが、バギーは能力者。 故にカナヅチであった。 「いや、待ってくれ。 俺は本当に身に覚えがねぇんだ。 そもそも俺、ルナシアさんに会ったこともねぇんだぞ。 なあ、お前ら?」 バギーは問いかけた。 普段と全く変わらない態度の彼にモージ達の心が奮い立つ。 「そ、そうだ!」 「ああ、キャプテン・バギーは会ったこともない!」 口々にそう告げる彼らだったが、アマンドは軽く息を吐いた。 殺しちゃマズイが、それでも彼女は言わずにいられなかった。 「そうか。 では死ね」 「問答無用かよ!?」 バギーは叫んだが、それよりも速くアマンドは斬りかかった。 それはたとえ武装色を纏った斬撃であっても。 「何故だ……! 何故、効かん!?」 アマンドは驚きと苛立ちを覚えつつも、神速でもってバギーを斬る。 だが、彼に一切のダメージは無かった。 「姉さん! 私がやる!」 そう言って出てきたのは足が異様に長い褐色の美女だった。 彼女は大剣を構える。 「シャーロット・スムージー……15億3000万ベリーの賞金首……!」 そう呟くバギーは怖すぎて何も感じなくなっていた。 彼の表情は能面のようなことになっていたが、それが部下達や攻撃しているアマンド達には色々と勘違いさせてしまう。 「す、すげぇぜ……キャプテン・バギー!」 「ああ、あんな凄まじい攻撃に対して、恐怖を一切感じてねぇ……!」 その部下達の声がアマンドとスムージーを苛立たせ、カリファとステューシーを驚かせる。 「斬撃に対する完全無効化能力……?」 「いえ、もしかしたら避けているのかしら……?」 冷静に観察している2人にバギーはツッコミを入れたくなったが、下手な事を言うともっとヤバいことになりそうだったので我慢した。 しかし、ツッコミを入れても入れなくてもヤバいことになるのは変わらなかった。 「ほう……面白い能力だ。 俺が試してみよう」 「おい待て。 何だこれは? 俺はあれか、お前達と1人で戦争でもしているのか?」 不敵な笑みを浮かべて現れたジュラキュール・ミホークに対して、バギーはついにツッコミを入れてしまう。 だが、ミホークは律儀に答えてくれた。 「それも当然だ。 何しろ、お前に対してルナシアが10億の懸賞金を掛けた。 生け捕りにして目の前に連れてこい、という命令だ」 「何で一回も会ったことがない奴に恨まれなきゃならんのだ! 縄張りとかも荒らしてねぇんだぞ!?」 「何があったかは俺も知らない。 だが、声を聞く限り……酷く怒っているようだったぞ」 そう言いつつ、ミホークは黒刀・夜を抜いた。 アマンドとスムージーもまた己の得物を構える。 その理由はバギーが斬られたからではなく、新手が続々と来たために。 「手こずっているみてぇじゃねぇか……」 「10億だ! 俺が斬る!」 「おいモリア。 「俺達が10億を頂くぜ!」 「ああ、エース!」 エースとサボや少し遅れてドフラミンゴまでも現れる。 しかし、ここまでだったらまだルナシア海賊団のメンバーである。 バギーの精神的な限界はとっくに超えていたが、いよいよ彼に精神的な意味でトドメを刺しにくるような面々が続々と現れた。 「バギーという名前を聞いた時、まさかとは思ったが……やっぱりお前のことだったのか。 赤髪といい、あの見習い小僧が……」 「ああ、俺も知っているぜ。 エッド・ウォーにいた小僧だ。 あのときは情けねぇ面していた」 「おれも聞いたことはあるね……しかし、あのルナシアが10億を掛けて生け捕りにしろなんて……あんまり強そうには見えないが」 「おれもロジャーのところにいたのは見たことがあるが……強いのか?」 白ひげ・金獅子・ビッグマム・カイドウの4人が部下達を引き連れて現れた。 彼らはバギーがどういう奴か直接見てやろうと思い、わざわざここまで足を運んできたのだ。 ルナシアが10億の懸賞金を掛けるような奴を気にするな、という方が難しい。 ここに至り、バギーは突如として大声で笑い出した。 突然のことにさしもの新世界の猛者達も何も言わずに彼を見つめる。 そして、こっそりと上陸して、離れたところから隠れて様子を見ていた海軍の大将達もまたそれは同じだった。 「おいおい、やべぇんじゃねぇの? 狂ったんじゃ?」 「いや、狂ったわけじゃないでしょうよ」 「ああ。 何しろ、あのルナシアがここまで兵力を動員し、他の六皇が動く程の輩じゃけぇ……」 クザン・ボルサリーノ・サカズキはひそひそと小声で会話していた。 3分程笑い続けたバギーは唐突にそれを止めた。 アマンドの眼光はそれこそ人が殺せそうな程であったが、バギーはもう何も怖くない。 彼は堂々と告げる。 「おい、ルナシアんとこの副船長さんよ。 俺に会いたいってんなら、ルナシアが自分で会いに来るってのが筋だろう? お前んとこは、俺を呼び出すのにいちいち世界をひっくり返すようなことをしなきゃならんのか? 周りの迷惑を考えやがれ、このハデバカ野郎」 さぁ言ってやったぞ、あとはどうにでもなれとばかりにバギーは能力を解除し、腕を組んでその場に座り込んでみせた。 静寂が訪れたが、それはすぐに破られた。 他ならぬアマンドによって。 「……本当にお前はルナシアに何もしていないんだな?」 「何回も言わせるな。 何もしてねぇし、そもそも会ったこともねぇよ」 バギーの言葉にアマンドは頷きながら、電伝虫を取り出した。 彼女はそれを掛ける。 相手はルナシアだった。 バギーはアマンドがどこかへ連絡を取っているのを見つつ、周囲に視線を巡らせてみた。 当然、現実逃避である。 そこへアマンドが電伝虫の受話器を差し出してきた。 バギーは我に返って、アマンドへ視線を向けた。 彼女は告げる。 「ルナシアが直接話すそうだ」 「ああ、分かった」 バギーは電伝虫の受話器を受け取って、耳に当てる。 幸か不幸か、彼の怖いものなしという状態はまだ継続していた。 勿論、ルナシアには先程許可を取ってあった。 「あー、もしもし。 こちらバギー。 おたくがハデバカ野郎のルナシアさんですか?」 『おたくがロジャーんとこの見習いで、ラフテル上陸前に熱を出してシャンクスに看病させたバギーさんですか?』 事情を知っていた極一部を除き、誰もが驚愕した。 当然、バギーの部下達も。 「おう、そのバギーだ。 で、お前と全く接点がない俺に何の用だ?」 『実は今度、皆で宴会するんだけど……シャンクスがバギーも誘ったらどうかって言ってね』 「……うん?」 何だか話が変な方向に転がったぞ、とバギーは首を傾げる。 それは聞いていた周りも同じで、事情を察した白ひげ・金獅子・ビッグマム・カイドウは笑いを堪えていた。 『だから、宴会のお誘い。 ロックス海賊団の同窓会とロジャーのことを語る会をやるの。 あなたも来る? 部下達も連れてきていいわよ?』 「このハデバカ野郎! そんなことの為にわざわざ10億の懸賞金を掛けて、兵隊を動かしたのか!?」 『だって、シャンクスのところで最後だと思ったら、バギーを誘おうとか言い出したのよ。 あなただって仕事が終わったときに、新しい仕事を渡されたらブチ切れるでしょ?』 「それは確かにそうだな……って、納得するかボケ! 戦争が起こる寸前だったんだぞ!?」 『アマンドが報告してくれたけど、何でそっちにニューゲートとシキとリンリンとカイドウが行っているの? なんか海軍も大将達含めていっぱいいるみたいだし……勝手に戦争を起こさないでよ、もう!』 「もう、じゃねぇだろ! お前が原因だ! このドハデバカ野郎!」 『そもそもあなたが悪いじゃないの! 何で東の海にいるのよ!? 新世界でシャンクスみたいに皇帝になってれば、こんなことにはならなかったのに!』 「うるせー! 知るかボケが!」 『ふん、宴会の時を楽しみに待っているといいわ。 度肝を抜くほど豪華で壮大で、最高の宴会にしてやるんだから……! でもまぁ……』 そこで少しの間をおいて、ルナシアは告げる。 『大騒動になって、悪かったわ。 ごめんなさい』 「おう、まあ許してやるよ。 今度からはちゃんと自分で来いよ」 『ええ、分かったわ。 これを聞いている皆も、振り回してごめんなさい。 10億は今、バギーの目の前にいる私の海賊団に所属している者全員に支払うから安心して』 2人の会話で周りの面々は全ての事情を察し、笑う者や呆れる者、怒る者など様々だ。 しかし、ルナシアから電伝虫越しだが一応の謝罪を受けたとはいえ、敵味方ともに共通していたのは精神的な意味で、とても疲れたというものだ。 なおバギーはこの事件によって、懸賞金がとんでもなく跳ね上がるのだが、そんなことを考える余裕は今の彼には全く無かった。 なお、この1時間後。 バギー捕獲作戦参加勢力 (バギー絶対許さない・怒りの軍団は参加者の「全体」で考えると一部だけ) (大半は10億目当て。 あとバギーがどんな奴か気になった人達) ルナシア海賊団及びその傘下海賊団 アマンド、スムージーはじめ億超え多数。 バギー捕獲作戦観戦勢力 (バギーってどんな奴か気になる人達。 面白そうだから見に来た) 白ひげ海賊団 金獅子海賊団 ビッグ・マム海賊団 百獣海賊団 バギー捕獲作戦監視勢力 (やべぇ連中が東の海に集まっていることから、理由を探りにきた人達) 海軍 三大将及び将官・軍艦多数 バギー捕獲作戦未参加勢力 (そんなことよりお酒美味しいって人達) 赤髪海賊団 (お酒もいいが煎餅じゃろ。 わしも東の海に行きたかった) ガープ バギー捕獲作戦をやらかした大戦犯 (戻ってきた皆に謝罪して回った) ルナシア バギー捕獲作戦における最大の被害者 バギー本人 バギー捕獲作戦で一番疲れた人 センゴク バギー捕獲作戦で災難なことになった勢力 クリーク海賊団 他東の海にいた多数の海賊団.

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キャプテン・ジョンのトレジャーマークは何かの伏線なのか?考察する【ワンピース考察】【ワンピース伏線】

キャプテン バギー

(ONE PIECE80巻 尾田栄一郎/集英社) バギーとは 海賊派遣会社「バギーズデリバリー(BD)」の座長。 現在もバギー海賊団(バギーアルビダ連合)の船長を兼任してるはず。 バギー海賊団の副船長はモージ、参謀長はカバジ。 彼らはバギーズデリバリーでも同様に幹部。 いろいろあって元バロックワークスのMr. 3も仲間。 バギーの異名は「道化のバギー」「千両道化のバギー」。 道化っぷりが極まってるせいか、最近は後者で呼ばれることが多いか。 海賊船はビッグトップ号。 年齢は39歳。 バギーの出身はグランドライン。 声優は千葉繁。 英語読みは「BUGGY」。 そのためバギーの名前の読み方はもともと「ブギー」だった。 でも『ワンピース』の作者・尾田栄一郎がとある映画で同名のキャラを見たためバギーに変更したそう。 他にものゾロが当初はバギー海賊団の用心棒として登場する予定もあったとか。 (ONE PIECE3巻 尾田栄一郎/集英社) バギーは『ワンピース』の中でも超序盤に登場した敵の海賊。 やなど体得してなかったのが影響してたとは思いませんが、ルフィの麦わら帽子に傷を付けた唯一の人物。 ルフィの麦わら帽子が傷付けられたのは最初で最後。 そう考えるとバギーはやり手。 その後、キャプテン・ジョンのお宝を探すためにグランドラインのとある洞窟に突入。 しかし、そこは海軍の駐屯所だったため捕縛され、インペルダウンに運悪く収監されてしまう。 一方、インペルダウン収容時にバギーはを救出しにやって来たルフィと再会。 実はバギーはエースとグランドラインで既に会ってたりするんですが、ルフィたちに引っ付くカタチでバギーは運良くインペルダウンから脱獄することに成功。 ただ何故かバギーはルフィと共にインペルダウン脱獄犯の首謀者とされ、凶悪な囚人たちから尊敬の眼差しを浴びてリーダー視される。 またマリンフォード頂上戦争ではルフィを最終局面で運良く救出するなど、バギーの名声は留まることを知らず。 この時の囚人たちが母体となって「バギーズデリバリー」を結成し、その圧倒的な組織力に目をつけた海軍から打診されて王下七武海に加盟。 他にもルフィが倒した敵も手柄におさめるなど、 バギーは「超絶的な強運のみ」でのし上がってきた。 バギーの現在の懸賞金額は? 実際、バギーは かつて海賊王のゴールド・ロジャーが率いたロジャー海賊団の出身。 だから海賊人生の初っ端からブーストがかってた状態。 ロジャー海賊団に入った経緯は後述しますが、バギーは踏んだり蹴ったりの展開は多いものの結果的には幸運続きの人生を送る。 当然、気になるのは懸賞金額。 元ロジャー海賊団にして元七武海という肩書やインペルダウン脱獄の首謀者という功績を考えたら、最低でも億超えでもおかしくないものの、 バギーの懸賞金はわずか1500万ベリー。 下から数えたほうが早い。 実際、今まで生き残れたのがまさに奇跡に近いほど、バギーは正直弱い。 まさに妥当な金額。 このバギーの懸賞金を見れば他の海賊も「現実」を直視できそうなもんですが、バギーは「王下七武海」だけあって懸賞金額は初登場時でストップしたまま。 やはり運否天賦と天性の口八丁手八丁で数々の困難を乗り越えてることを踏まえると、既に七武海が撤廃された現在はもっと不相応に跳ね上がってると考えて良さそうです。 麦わらの一味のウソップですら2億ベリー。 率いる組織の規模感を考えたら最低でも バギーの現在の懸賞金は15億ベリーは硬いか。 バギーは元ロジャー海賊団だったがラフテルは未到達 続いては「ロジャー海賊団時代」の過去を考察。 (ONE PIECE3巻 尾田栄一郎/集英社) 前述のように、バギーは「元ロジャー海賊団」のメンバーでした。 とりわけ現在はの とは「ケンカするほど仲が良い」を地で行くようなマブダチの関係でした。 バギーの名声に一役買ってくれたのも「シャンクスとの関係性の濃さ」が奏功。 ちなみに、ロジャー海賊団はラフテルに到達してますが、バギーが高熱を出したことでシャンクスも同じくラフテル到達前に離脱してて足を運んでません。 当時はまだ二人が元ロジャー海賊団だったとは描かれていませんでしたが、バギーの初登場時から元ロジャー海賊団という構想はあったと考察できそう。 も当初からしれっと登場してましたから、初期の構想からバギーは重要人物だったっぽい。 具体的にはウォーターセブンを出港した直後。 このタイミングでバギーは後述するバラバラの実(悪魔の実)を食べてしまった模様。 (ONE PIECE3巻 尾田栄一郎/集英社) また同タイミングで オーロ・ジャクソン号の船内で「巨万の富が眠ったお宝の地図」をバギーは拾ってることでも有名。 このお宝の地図はラフテルの地図という考察もあるようですが、最終的にバギーは宝の地図を消失してしまってる。 ラフテルの場所は(の4枚の写し)に記されてる。 もしラフテルを示す地図であれば、一枚でも失えばラフテルにロジャー海賊団は到達できてなかったはず。 でも強いて言えば、 キャプテン・ジョンのお宝の地図だった可能性があります。 このときの未練をバギーは未だに引きずっていて、ラフテルより優先させて狙っているのかも? この謎やバラバラの実の能力については後述。 (ONE PIECE966話 尾田栄一郎/集英社) 結論から書くと、 バギーとシャンクスは赤ちゃんの頃にたちに拾われていた模様です。 例えば、ロジャーの「赤ん坊なんて久しぶり」という発言やレイリーの「昔を思い出すな」という発言からほぼ確定的。 当時のロジャー海賊団にバギーたちより若いメンバーはいなかった。 十年一昔とは言ったもので、当時10代半ばだったバギーたちが赤ちゃんの頃に拾われた可能性が高い。 そのためバギーとシャンクスは「幼馴染」や「旧友」といった間柄ではなく、 ほぼ実質的には「義理の兄弟」という深い関係性で表現した方が適切だった模様。 さながらバギーとシャンクスは、ルフィとポートガス・D・エースやといった深い間柄でした。 前述のように、ゾロがバギー海賊団の用心棒として登場する案が実現されていれば、ゾロが目指すべき剣士は鷹の目のミホークではなく、赤髪のシャンクスになっていたのだろうか…って、ルフィと目標が被るからそれはないか。 【衝撃過去】バギーはロックス海賊団で生まれた? 続いては「バギーの父親の正体」を考察。 まずおさらいしておくと、バギーの年齢は39歳。 前述のように、バギーらはロジャー海賊団に赤ちゃんの頃に拾われてる。 一方、38年前に勃発した戦いが「ゴッドバレー島事件」。 バギーの出生のタイミングと見事に符号します。 ゴッドバレー島事件とは、ロジャー海賊団が当時最強のロックス海賊団をと共にフルボッコした戦い。 ロックス海賊団にはや、、金獅子のシキなど後の四皇となる海賊が多数在籍してたものの、デービーバックファイトで強制的に集めた付け焼き刃の仲間だったからか、結果的には死亡。 一方、ゴッドバレー島ではが何かしらの実験や計画を秘密裏に進めていたとされる曰く付きの島でした。 ゴッドバレー島も詳細は不明ですが最終的に消滅して、現在はこの世に存在しない。 かなり謎多き事件であり場所。 要するに、 バギーはロックス海賊団の誰かのメンバーとして生まれたものの、その直後にロジャー海賊団に襲われて父親は死亡したか、運悪くバギーとは離別してしまったのではないか?そこで哀れに思ったロジャーがバギーを拾ったのではないか? 前述のように、バギーの生まれの海は「グランドライン」。 ゴッドバレー島はもちろんグランドラインに位置する。 ロジャーやレイリーの「赤ちゃん」という表現を信じるなら、どっちも同じタイミングで拾われた可能性が高そう。 つまり、その場所こそが「ゴッドバレー島」だったのではないか? ただし、シャンクスの生まれは西の海であることから、バギーと同じように父親がロックス海賊団の元メンバーではなさそう。 またロックスの子供はの可能性が高いため、バギーの父親が船長のロックスということもなさそう。 そのため、 バギーの正体が「ロックス海賊団の元メンバーの息子」と仮定すると、 シャンクスは「西の海から連れて来られたマフィアの奴隷の子供」だったと予想。 どのみちバギーが奇跡的に修羅場を生き残れてる理由も、元ロックス海賊団のメンバーの遺伝子を引き継いでるからだった? 【父親】バギーは「キャプテン・ジョン」の息子? そして、バギーはのお宝を狙っていたことは周知の事実。 根拠はないですが、前述のようにバギーが喜んだ謎のお宝の地図もキャプテン・ジョンに関するものだった可能性もありそう。 (ONE PIECE54巻 尾田栄一郎/集英社) 例えば、インペルダウン編ではルフィが身に着けていた「トレジャーマーク」をバギーがもらったシーンも有名。 一方、このキャプテン・ジョンもロックス海賊団の元メンバーだったことが最近判明したばかり。 つまり、もしロジャーにゴッドバレー島で拾われていた場合、バギーがキャプテン・ジョンのお宝を追っていた理由は「父親の足跡」を追っていたのではないか?実際、まだ未到達のバギーがラフテルよりキャプテン・ジョンの宝を優先させるのは不可解な話。 そして、ルフィがキャプテン・ジョンのトレジャーマークを不自然なまでに長期間(コミックス4巻分)着用してた理由も、これは全て『ワンピース』を代表する最強のモブキャラ・バギーの父親の秘密に関わるからではないのか? 実際、キャプテン・ジョンの名前はコミックス20巻台(空島編直前)の時点で登場してる。 相当意味深。 ここまでロングパス的な伏線を描くということは、相当衝撃的な過去が隠されてる裏返し。 バギーとキャプテン・ジョンの関連性は想像以上に深そう。 本名は「キャプテン・バギー」で確定か? (ONE PIECE57巻 尾田栄一郎/集英社) 例えば、 バギーは部下から「キャプテン・バギー」と呼ばれることが多かったですが、実はこれは異名ではなく「バギーの本名」だったのではないか?仮にキャプテン・ジョンの息子と仮定しても、本名が「バギー・ジョン」だとしっくり来ない。 バギーがバラバラの実を食べる前後に失った宝の地図も、前述のようにキャプテン・ジョンに関するものであれば全て繋がる。 もちろんバギーが「実の父親」と知った上で探し求めてるかは不明ですが、それも「運命」という一言で片付けられそう。 だから、大胆にもバギーの正体はずっと最初から作者・尾田栄一郎は描写していたことになる。 最悪の世代のもかなり大胆な伏線が残されていたので、またワンピース読者は驚かされることになりそうです。 【悪魔の実】バギーの「バラバラの実」はどんな能力か? 続いては「」を考察。 結論から書くと、バギーの 悪魔の実は「バラバラの実」。 自分の肉体をバラバラに分解することができる能力。 バラバラに分解した身体はそのまま自在に操作することが可能。 さながら『ハンターハンター』でいうシュートの念能力に近いものがありそう。 当初は主人公・ルフィの悪魔の実の候補にもあっただけあって、実は意外と優れてる部分も多い。 (ONE PIECE3巻 尾田栄一郎/集英社) 他にも「バラバラ緊急脱出」といった技もあります。 敵に攻撃されそうになると、身体を高速でバラけさせる技。 バラバラの実は数センチ単位で身体を細かく分解することも可能なので、実は「倒しにくい」という意味では最強クラスの悪魔の実? 他にも「バラバラ砲」や「バラバラフェスティバル」「バラバラカー」「空中錐揉み大サーカス」などがあります。 もしルフィがバラバラの実を継承していれば、のバラバラ砲は「真っ黒い腕」がロボットアニメのように飛び出たんだろうか。 ただし、バラバラの実は「あくまで自分の身体を分解する」だけなので実質的には肉弾戦の延長線上に過ぎないとも言えそう。 ニコ・ロビンのハナハナの実に近い性質があり、最終的には「能力者の強さ」が最後は物を言いそう。 (ONE PIECE3巻 尾田栄一郎/集英社) そのため、バラバラの実の「弱点」は身体のパーツを奪われると為す術もないということ。 しかもバラバラに離れても肉体の各パーツは感覚が通じ合ってるもんだから、まさにくすぐりは地獄。 自分なら海中に沈めてやりますね。 もちろんバギーはではないものの、ルフィと同様に不思議と仲間を集める力に長けている様子。 そのため逆説的に考えると、バラバラの実は「仲間を一つにまとめる運命」を持っているのかも知れない。 バラバラの実を持っていれば、仲間にも裏切られてどんどん周囲の仲間とはバラバラになってても良さそう。 (ONE PIECE2巻 尾田栄一郎/集英社) ちなみに、バギーは「バギー玉」と呼ばれる技もあります。 バギー玉の威力は凄まじく、町を消し飛ばせるという噂。 インペルダウン編ではバギー玉は更に小型化され、バギーの靴に「特製マギー玉」が披露されております。 だから、バギーの攻撃はバギー玉(マギー玉)がメインなのかも知れない。 バギーがどのタイミングで再登場するか知りませんが、やフランキーの手によってバギー玉のさらなる改良改造も期待されるか。 バギーは次期海賊王となるのか? 最後は「次期海賊王説」や「次期四皇説」を考察していこうと思います。 (ONE PIECE56巻 尾田栄一郎/集英社) まずはバギーがになる説。 かつてインペルダウン脱獄後に持ち上げられたバギーは「 四皇…いやさ勢い余って海賊王?」と調子こいた発言をかましてる。 その後、バギーは七武海に上り詰めたことは前述の通り。 そのためバギーの発言は一種の伏線の可能性は十分考えられます。 でも結論から書くと、バギーが海賊王となるかは不明です。 むしろを考えると、バギーが海賊王に上り詰める可能性は低そう。 ただし、ルフィがすんなり海賊王の道を選ぶのか?例えば、を知って最終的に「やっぱ海賊王になるのをやーんぴ」とルフィがなる可能性も否めない。 何故なら、海賊王の資格が必ずしも自由を体現するとは限らないから。 そこで ルフィは「海賊王の座」をバギーに譲る可能性も考えられそう。 何故かと親しいシャンクスはおそらく拒否るはず。 それこそ「笑い話」としか思えないオチですが、として考えても、いかにもルフィらしい最後でありでしょう。 シャンクスは当時から四皇でしたが、後に黒ひげは四皇に上り詰める。 ルフィも五皇と呼ばれるなど実質四皇にのし上がる。 ヤギも五皇という数を表現してた? つまり、ここで「バギーの存在」が描写されるのは不自然すぎる光景。 もちろん工事現場のオッサンもしれっと描かれてますが、黒ひげとルフィの「その後」を考えたら消去法的にバギーも同様に四皇と呼ばれる日が来てもおかしくない。 仮にでビッグマムとカイドウが二人とも倒れた場合(二人が負ける姿は想像しにくいですが)、四皇には「ちょうど二人分の空席」ができる計算。 その一つに既に五皇に陣取るルフィが入って、残り一席をバギーが食い込む可能性もありそう。 現在バギーは七武海の座を追われて、根城にしていたカライバリ島を海軍に取り囲まれてる。 さすがにどういう経緯で四皇に上り詰めるかは不明ですが、『ワンピース』最終盤では何が起きてもおかしくないでしょう。 バギーはいずれまたやらかしてくれるはず。

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