オオ キン カメムシ。 福光村昆虫記(カメムシ3)

オオキンカメムシ

オオ キン カメムシ

中断していた与那国オフの続き。 今回の目的はだったが、南方の離島に行くと本州とは違った昆虫相が待っている。 半翅目もその例に漏れない。 林縁などをルッキングして歩くと、色々な雑虫に会えて飽きない。 足元でジージーと鳴いている。 直翅類と思ったら本種。 今回も抜殻は見つからなかった。 何気ない草の葉1枚でも弱肉強食が行われている。 ナナホシキンカメムシに比べて小ぶりだが緑色のメタリックが美しいカメムシ。 与那国特産の長寿草についていた。 長生きしろよ。 チャイロカメムシ、アカギカメムシ、ミヤコキンカメムシ、ナナホシキンカメムシ、ハラアカナナホシキンカメムシ(モモアカナナホシキンカメムシ)、オオキンカメムシ、アカスジキンカメムシ、ニシキキンカメムシ、ミカンキンカメムシ これまで会ったのは、ハラアカナナホシキンカメムシ、ミカンキンカメムシを除く7種。 下に紹介する。

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カメムシ図鑑|キンカメムシ科他

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森の自然誌:虫たち:カメムシ カメムシ オオクモヘリカメムシ キバラヘリカメムシ2令幼虫 キバラヘリカメムシ クサギカメムシ ハサミツノカメムシ ツマキヘリカメムシ幼虫 アカスジカメムシ• カメムシってどんなもの? カメムシは、日本だけでも800種以上が知られています。 カメムシの名前の由来は、頭が小さく背中から見た様子が亀に似ているものが多いからだそうです。 ほとんどの方が「ああ、あのくさい虫ね」と言うにちがいありません。 カメムシのくさい匂いは胸の腹側、つまり下側の中脚と後脚の間に、 臭腺とよばれる穴が一対あって、 そこから匂いのする液体を出します。 幼虫の臭腺は、背中にあります。 匂いの成分には、敵からの防御以外に、仲間を呼び集める働きもあります。 匂いをゆっくり出したときには「全員集合!」、 突然出したときは「危険!みんな逃げろ!」という信号になっています。 臭いの濃度が高いと逃避行動がおこり、低いときは集合フェロモンとして働きます。 カメムシの翅 カメムシはセミと近い関係にあります(セミはカメムシ目セミ科)。 セミには大きな前翅が2枚ありますが、 カメムシでは、お尻に翅とわかる透けた部分が見えます。 前翅は、付け根の半分以上が、硬いキチン質でできています。 前翅の下には、全部うすい翅でできた後翅が折りたたまれています。 このためカメムシ目を 半翅目 はんしもくとも呼びます。 カメムシは、大事な後翅を、硬い前翅で覆い隠して保護できるため、 生活の場を広げることができます。 地面の土の隙間や、葉と葉のせまい隙間などにも もぐりこむことができます。 ただし幼虫のときは翅がありません。 飛べるのは成虫だけです。 ホソヘリカメムシの翅ですが、前翅の半分は硬いキチン質でできています カメムシの食べ物 カメムシの仲間の口は一本の短い管 口吻 こうふんで、多くは植物の汁を吸って生きています。 この口吻のなかに 口針があり、これを植物の茎や実へ差し込みます。 しかし幼虫は、種ごとに決まった産卵植物の汁が必要です。 アオクチブトカメムシのように、蛾の幼虫の体液を吸うものもいます。 トゲカメムシの腹側ですが、顔の真ん中に見えるのが 口吻 こうふんです。 中脚と後脚の間には、 臭腺の開孔があります。 カメムシの繁殖行動 カメムシの雄と雌はどのようにして出会うのでしょうか? あるカメムシでは、雄が音を出して雌に信号を送ることがわかっています。 音は脚と翅をこすったり、腹部の一部を振動させたりしますが、人間の耳では聞き取れません。 またカメムシには耳がないので、空気中を伝わる振動を体で感じとっていると考えられます。 アカスジキンカメムシの雄は体を細かく震わせ、枝や葉に打ち付けるので、間接的に聞くことができます。 カメムシの交尾時間は、他の虫に比べて長いようです。 カメムシの受精は最後に交尾した精子がつかわれるので、他の雄との交尾を防止するためだと考えられます。 カメムシの産卵 多くのカメムシの卵は、いくつか並べて産んであります。 形も、丸、ボール、壷、ふたつきのものなどさまざまです。 一回に産む卵の数は、だいたいきまっています。 アカスジキンカメムシ、ニシキキンカメムシは14個、クサギカメムシは28個、オオキンカメムシでは100から150個です。 雌は16回くらい産卵するようです。 カメムシの産卵数は他の昆虫よりすくないですが、 卵の大きさが体に比べて大きいからかもしれません。 ナガメの卵です。 なんでこんなかわいい模様があるのでしょうか? 1回で12個が定番のようです。 カメムシの幼虫 アカスジキンカメムシの卵は、産卵から8日から9日で一斉に孵化します。 孵化したばかりの1令幼虫は食事はしません。 2令幼虫からオニグルミの実、コブシの実から吸水します。 9月から10月に5令幼虫(終令幼虫)となり、落ち葉の下にもぐって冬を越します。 羽化するのは、翌年の5月になってからです。 羽化直後はオレンジ色一色ですが、 少しずつ成虫の模様がうきでてきて、13時間後、ようやくあのきれいな模様が完成します。 アカスジキンカメムシと幼虫たち 2令幼虫 3、4令幼虫 5令(終齢)幼虫 アカスジキンカメムシ カメムシの天敵 クロタマゴバチの仲間はカメムシの卵に寄生するものが多くいます。 カメムシの卵を栄養として育ち、殻を破って羽化します。 また卵の栄養を吸水するダニ、卵を食べるアリやクモもいます。 鳥に食べられることも多いです。 冬虫夏草でカメムシタケというのがあり、ホストは各種のカメムシです。 冬虫夏草とは虫から生えるキノコのことです。 冬虫夏草は、生きている虫にとりつき殺してしまう殺虫キノコなのです。 カメムシの母性 背中にハートマークをつけたエサキモンキツノカメムシの雌は、卵を自分の体の下に隠して保護します。 外敵が近ずくと、体を傾けたり、翅をひろげて羽ばたいたりします。 卵は産卵から5、6日で孵化し、さらに2、3日で脱皮し2令幼虫になります。 2令幼虫たちは行列を作ってミズキの実で汁を吸い、葉の裏に戻ってきます。 幼虫も2令幼虫になると、母親のもとから離れていきます。 エサキモンキツノカメムシの母親は2令幼虫になるまでの2週間、飲まず食わずで面倒をみます。 日本にいるカメムシで子供を保護しながら育てるカメムシは16種ほどいるそうです。 エサキモンキツノカメムシですが、卵の上に被さって守っていました カメムシの脱皮 カメムシの幼虫は成虫になるまでに5回脱皮します。 脱皮するごとに色や形が少しずつかわりますが、 幼虫から成虫になるとき、最も変化します。 つまり五令幼虫が脱皮すると、成虫になります。 アカスジキンカメムシの五令幼虫は落ち葉の下にもぐってそのまま冬を越します。 5月頃、五令幼虫は木に登り、頭を下にして羽化します。 羽化直後は薄いオレンジ色一色ですが、13時間かかって、あのきれいな模様がでてきます。 しかし死んでしまうと、あの美しい色もあせてしまうのだそうで、タマムシのようには利用できないのだそうです。 キバラヘリカメムシの脱皮 約1時間かかりました カメムシ目の面々 カメムシ目には次のような科があります。 カメムシ科、サシガメ科、カスミカメムシ科、 グンバイムシ科、ツノカメムシ科、マルカメムシ科、 ツチカメムシ科、キンカメムシ科、クヌギカメムシ科、 ナガカメムシ科、オオホシカメムシ科、ホソヘリカメムシ科、 ヘリカメムシ科、 ヒメヘリカメムシ科、 ツノカメムシ科、 セミ科 カメムシの名前には、〜カメムシ、〜カスミカメなどの名前がついています。 カメムシの食草 カメムシの名前 食べ物 コメント アカスジキンカメムシ オニグルミの実、コブシの実 オニグルミの実、コブシの実は成虫だけでなく幼虫のえさでもあります ブチヒゲカメムシ キク科やマメ科の植物 広範囲の植物の汁を吸います ナガメ 菜の花 エサキモンキツノカメムシ ミズキの実 背中にハートのマークをつけたかわいいカメムシです セアカツノカメムシ ミズキの実 オオヘリカメムシ フキの茎 アオクサカメムシ アレチウリ ホオズキカメムシ アサガオ、ホオズキ、サツマイモ ルリクチブトカメムシ ツキミソウに集まるハムシ 肉食のカメムシでハムシを刺して体液を吸います アオクチブトカメムシ ガの幼虫 肉食のカメムシでガの幼虫を刺して体液を吸います ホソハリカメムシ 稲の穂 稲の穂の汁を吸い米粒に茶色の斑点ができ収穫できないので、嫌われ者です 参考にした本 本の名前 著者 出版社 日本原色カメムシ図鑑 友国 雅章 全国農村教育協会 日本原色カメムシ図鑑第2巻 安永 智秀 全国農村教育協会 カメムシ観察事典 新開 孝 偕成社 里山昆虫ガイドブック 新開 孝 TBS ブリタニカ 昆虫コレクション 安田 守 山と渓谷社 ホシハラビロヘリカメムシ ナガメ ホソヘリカメムシ セアカツノカメムシ キバラヘリカメムシ マルカメムシ アカアシカスミカメムシ.

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【台湾】オオキンカメムシ

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私はあらゆる昆虫の中でカメムシが一番好きだ。 特にこのオオキンカメムシが大好きだ。 オレンジ色に輝く身体、そして黒い模様がまるで人の顔のように見えてとてもユーモアがある。 手の平に乗せた重厚感もたまらない。 しかも臭いは他のカメムシと違って柑橘系の不思議な香りがする。 このオオキンカメムシは日本に生息するカメムシの中では最大で3cm近くある。 何故この寒い季節に虫?と思う方もいるだろうがこのオオキンカメムシは集団越冬する習性があり、冬こそ一番見つけ易いからだ。 実際、夏にこのカメムシを見つけた経験はない。 それ程、幻のカメムシで冬にしか出会うことが出来ない。 私は毎年、正月明けに三重県にある秘密の海岸へ行く。 そこはツバキの花が咲き誇る群生地帯である。 ピンク色の美しいツバキの花に囲まれてこのオオキンカメムシが集団で身を寄せあっている。 まるで海から吹いて来る冷たい風を凌いで押しくら饅頭の如く互いの身体を暖めてあっているようでかわいらしい。 私が暖かい息を吹き掛けてやると春が来たのかと勘違いしたかのように触覚をピクピクさせて動き出す。 その姿をみるととても愛おしくなる。 カメムシの名は瓶に由来する。 ずんぐりむっくりとした形が瓶にそっくりだからである。 カメムシは多くは人々には臭い虫と云って嫌われている。 しかしこのオオキンカメムシはどうだろうか?この色、この大きさは誰の心をも魅了する力を持っている。 しかし不思議な事に桜が咲く季節になるとどこかともなく消えてしまう不思議な虫なのだ。 このカメムシは今しか見ることが出来ない最高のお年玉である。 オオキンカメムシ 分布 本州以南、四国、九州、沖縄。 生息地 アオギリ、ツバキ、ミカン類。 繁殖期 12〜2月 大きさ19〜-26mm。 とにかく大きいカメムシである。 カメムシというと臭いと思われるかもしれないがこのカメムシは臭くない。 手にとって匂いを嗅ぐと冬であればツバキの花粉の匂いがする。 このカメムシを散策するなら冬がいい。 海岸沿いのツバキの群生地を探して葉裏を見れば集団で群生している。 集団なので簡単に見つかるかと思われがちだが、人間は冬にはあまり上を見て歩かないからか見つけられない。 集団で過ごすのは越冬しているのだが、時折歩いたりする。 紺碧の空を背景にツバキのピンクの花、緑の葉っぱ、そしてこのオレンジと黒のオオキンカメムシ。 耳を済ませば波の音。 ああ、また冬が行く、それとも春が来るのか、考えてしまう。 nyanmaru5.

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