アサーション と は。 アサーションの意味や定義 Weblio辞書

一般社団法人 日本アサーション協会

アサーション と は

アサーション<自己表現>トレーニングとは アサーション<自己表現>トレーニングとは、自分も相手も大切にした自己表現を身につけていくためのトレーニングです。 自分の気持ち、考え、信念等を正直に、率直にその場にふさわしい方法で表現できるコミュニケーションを目指します。 ひとりひとり違う私たちだからこそ、時にはそれぞれの考えや思いが対立したり、葛藤を起こす場面もありますが、それにどう向き合い、自分らしい自己表現をしていくかを考え、身につけていく講座です。 対人コミュニケーションで対立した際の優先度バランス コミュニケーションに課題が生じた際、各人の自己表現の方法は、アサーションの観点で見た時、3つのタイプに分かれます。 教材『アサーションシート』 平木先生がアメリカから持ちかえり、日本人向けに改良したアサーション講座の教材。 日精研ならではの特徴 1. 経験豊かな講師陣 トレーニングでは、対人関係やコミュニケーション上の課題など、個人が抱える深い問題に触れることもあります。 本講座では講師の認定条件として、数年以上のカウンセリング等の臨床経験やグループワークの実施経験などの厳格な基準を設けています。 そのため、臨床心理士等の経験が長く質の高い講師陣がそろっています。 また、普段は大学や病院、企業など様々な場面でトレーニングを行っておりますので、自分のお困りの分野に併せて、自分にあった講師を選んで受講することができます。 アサーション講座の歴史とノウハウ 当社のアサーション講座の歴史は古く、1980年代から提供を開始しています。 日本におけるアサーションの第一人者である平木典子氏と共同で講座を開発して以来、1万人以上の方に受講して頂いております。 その開発のノウハウと経験を活かし、初めての方でも「わかりやすい」「自分のペースで学べる」「安心安全」な講座になっています。 学ぶ講座ではなく「体験する講座」 ただ話を聞くだけではコミュニケーションはうまくなりません。 当講座では、グループワークやロールプレイなど、体験的に学習する方法に主軸をおいています。 そうすることで、座学だけでは得られない、自分自身の発見が得られます。 こんな方におすすめ 経歴 出身:中国東北(旧満州)生まれ。 修了課程:津田塾大学英文学科卒業。 ミネソタ大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。 立教大学カウンセラー、日本女子大学人間社会学部心理学科教授。 跡見学園女子大学臨床心理学科教授を経て 現在:IPI統合的心理療法研究所顧問。 専門は臨床心理学、家族心理学。 資格:臨床心理士。 家族心理士。 認定カウンセラー。 実績 日本心理臨床学会大会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 日本カウンセリング学会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 北海道医療大学大学院講義「アサーション・トレーニング」非常勤講師 プルデンシャル生命保険株式会社研修「アサーション・トレーニング」講師 株式会社ヤマハ人事部ラインマネジャー研修「ストレスマネジメント」講師 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ユニバーシティ「ヒューマン・スキル研修」講師 東京都教職員研修センター「学級経営における人間関係づくりの考え方と方法」研修講師 鳥取県教育センター「児童生徒とのコミュニケーションスキル向上のために-アサーション〈さわやかな自己表現〉」研修講師 大学女性協会「アサーションという自己表現」講演会講師 山梨県立男女共同参画推進センター「家族関係を育むコミュニケーション」講演会講師 札幌デイケアセンター「専門家のためのアサーション・トレーニング」研修講師 東京女子医科大学看護部「アサーション・トレーニング」研修講師 メッセージ アサーションの魅力は、3つの道を私に開いてくれたことです。 まず、自分も相手も大切にする応対の道を知らせてくれたこと。 2つ目は、アサーションを知っただけで、生き方が楽になること。 そして、アサーションは、自分らしさを一歩、一歩育んでくれること。 講座担当講師 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:東京大学教育学部教育心理学科卒業。 東京大学教育学研究科教育心理修士課程修了。 玉川大学講師・助教授、創価大学教育学部・大学院助教授を経て 現在:創価大学大学院 文学研究科教育学専攻臨床心理学専修課程教授。 専門は臨床心理学。 資格:臨床心理士 実績 日本心理臨床学会ワークショップ「教育現場でのアサーション・トレーニング」講師 日本学校育相談学会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 教育カウンセラー協会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 東京大学学生相談所「アサーション・トレーニング」講師 山梨大学保健管理センター「アサーション・トレーニング」講師 群馬県教育センター「教師のためのアサーション・トレーニング」研修講師 富士通ソーシャルサイエンスラボラトリ「アサーション・トレーニング」研修講師 メッセージ アサーションの学びは、自分を大切にし、自分の気持ちや考えに丁寧に耳を傾ける、「自己信頼」の力を育てることに直結します。 と同時に、その学びには、具体的な「スキルトレーニング」が含まれており、その人なりの「練習」を強調しています。 さらに、「自己信頼」と「スキルトレーニング」、これら2つの事柄が見事にリンクしていて、双方向からの学びが可能である点も大きな魅力です。 私は自分がアサーションに出会えたこと、そして、アサーションの窓を通じて、いろいろな方にお会いできることをとてもラッキーと感じています。 特に対人支援の仕事に携わる人にとってはバーンアウトから自分を守り、自分を大切に育てる方法であり、人生の大事な局面でアサーションの考え方に助けられたと感じています。 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:東洋大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。 都内私立高校非常勤講師を経て、 現在:日本・精神技術研究所入社。 現在、心理サービス部判定員。 資格:公認心理師、臨床心理士。 専門はグループアプローチ。 実績 川村学園女子大学心理学科非常勤講師 東京山手メディカルセンター附属看護専門学校「人間関係論」非常勤講師 赤堀栄養専門学校「カウンセリング論」非常勤講師 メッセージ 私が初めてアサーションという言葉に出会ったのは、入社して間もなく平木先生の『アサーション・トレーニング』(日精研刊)の編集をお手伝いしていた時です。 字面だけ追っていた当時はアサーションが単なるコミュニケーションスキルで「しょせんキレイゴトでしょ?」と思いながら読んでいたのを覚えています。 そんな私にアサーションは「自分らしさは、自分で決めていい」を教えてくれました。 そして、自分の「本音」と向き合う勇気を与えてくれました。 トレーニングを進めていく中でもメンバーの「その人らしさ」から、たくさんのことを教えてもらっています。 みなさんと一緒に自分なりのアサーションを深めていけるとうれしいです。 経歴 出身:広島生まれ 修了課程:東京大学法学部卒業 東京大学教育学研究科 総合教育科学 専攻修士課程 修了 現在:東京大学学生相談ネットワーク本部 学生相談所 助教 資格:臨床心理士 実績 東京都学校教育相談研究会 夏季講座 東京都 母子自立支援員 アサーションの講義と演習 千葉市社会福祉研修センター「施設職員のためのアサーション・トレーニング ~職場における自己表現について~」 「法務教官対象 特定生活指導担当者研修」 メッセージ 今思えば、アサーションに出会うまでの私のコミュニケーションには「物事はこうあるべき」という思い込みに縛られていたり、自分の言動を相手がどんなふうに感じるだろうかとあれこれ想像しすぎて袋小路に入ったりするような窮屈さがありました。 アサーションとの出会いによって私は「思い込み」と「考えすぎ」から自由になり、これまでよりずっとオープンで気楽な人付き合いができるようになっただけでなく、自分自身の素朴な感情をそのまま大切にしてよいのだと改めて気づくことができました。 今、アサーションは私が生きていく上での大事な基盤です。 皆さんにもアサーションとの素敵な出会いがあればと願っております。 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:国際基督教大学教育学科(心理学専攻)卒業、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語専門職員養成課程 卒業、言語聴覚士として病院(リハビリテーション科)勤務を経て、 現在:県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科教員 資格:言語聴覚士 実績 広島県作業療法士会研修会 県立広島大学助産学専攻科「周産期支援活動論」 広島市民病院看護職員研修 広島市要約筆記者研修 メッセージ アサーションを支えている基盤は、誰もが等しく持っている「基本的人権」なのだということを知って、とても気が軽くなり、勇気づけられました。 そして、思ったことや感じたことを、まずは気軽に言ってみよう、と思うようになりました。 日本国憲法にもあるように、「基本的人権」は「不断の努力」で保持するもの。 自分のまわりに「基本的人権」が実現するよう、毎日毎日の、人との小さなやりとりを大事にして、積み重ねていくことが大切だと感じています。 経歴 出身:大阪府 生まれ 修了課程:明治大学卒業。 マーケティング企画会社勤務を経て、平成10年に経営コンサルタントとして独立 現在:経営コンサルタントとして組織を支援するとともにキャリア・カウンセラーとして個人の支援に従事。 厚生労働省、経済産業省の施策の委員等も歴任。 資格:公認心理師、キャリア開発カウンセラー(JICD認定)、1級キャリアコンサルティング技能士(厚労省認定)、中小企業診断士(経産省登録)。 日本産業カウンセリング学会理事、日本キャリア開発研究センター( JICD )理事、ナラティブ実践協働研究センター(NPACC)スターティングメンバー。 実績 新会社設立に際しての組織開発支援 新規事業開発に際しての組織デザイン支援 BSC活用による組織活性化支援 管理職向けコミュニケーション研修講師 厚生労働省委託事業におけるキャリア開発支援 メッセージ 自分が自分らしくあることを大切にするとともに、自分と異なる他者の存在も大切にできるようになる方法を、アサーションは教えてくれます。 1人ひとりが健やかになれ、集団や組織が豊かに育つようなトレーニングを提供したいと考えています。 このお互いに人として大切にし合うコミュニケーションを可能とさせる ことの一つが人権意識と言えるでしょう。 昨今、パワハラやセクハラをはじめ様々なハラスメントが身近な問題として 論じられるようになり、人々の人権意識が徐々に高まりつつあるように みえます。 こうした動きはアサーションがこれまでになく語られ易い状況とも 言えそうです。 トレーニングの場がお互いに人として尊重し合う関係を築くことが 出来る契機になれるよう努力しています。 その後、平木先生のもとでアサーションを学びました。 今、私にとってアサーションは心理臨床の、そして、人生の中心に位置するものとなっています。 みなさんと一緒にアサーションを学べることを楽しみにしています。 経歴 出身:千葉県生まれ。 修了課程:上智大学総合人間科学部心理学科卒業、上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻修了。 精神科病院やクリニックに常勤勤務をしながら、いくつかの機関で、個人のほか、夫婦やカップル、家族、親子のカウンセリングや心理療法を実施。 現在:浦和すずのきクリニック 常勤(外来、精神科デイケア)、すずのきグループリハビリテーションマネージャー、カウンセリングオフィス クローバーリーフ 資格:臨床心理士、公認心理師。 統合的心理療法研究所(IPI)研究科在籍。 実績 柏市社会福祉協議会「精神保健ボランティア養成講座」研修講師、「お互いを大切にするコミュニケーション ~『 アサーション 』について知ろう」 医療法人社団大壮会、ユーアイエメリー会 すずのきグループ医療スタッフ職員、患者向け「アサーション・トレーニング」およびコンサルテーション 久喜市自殺予防啓発事業「うつにならない心のつくり方」講演会講師 新座ケアマネージャーネットワーク「対人援助職のメンタルヘルス」研修講師 さいたま市桜区南部圏地域支援会議「精神疾患のあるご本人・ご家族との接し方」講演会講師 さいたま市保健所 統合失調症の家族教室「家族の接し方」講演会講師 有限会社 埼玉ライフサポートひいらぎの里「精神症状のある方への接し方」研修講師 メッセージ アサーションにはたくさんの考え方が含まれていますが、私が中でも一番大切に感じているのは「違いを間違いにしない」ことです。 相手と自分は違っているのが当たり前。 自分も、相手も間違っていなくて、それぞれがいつも、自分らしくあってよいということです。 違うことは困ることもありますが、お互いを理解しようやりとりを続けていくことは、ワクワクすることだし、人生を豊かにしてくれると思っています。

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アサーショントレーニングまずはここから!4つの具体例まとめ

アサーション と は

こんにちは。 テレビ局で6年間キャスターとして働いてきた松岡です。 突然ですが、あなたにあるシチュエーションを想像してもらいたいのです。 あなたは、あるレストランにランチを食べにきました。 メインが魚と肉のランチがあり、あなたはお肉のランチを注文しました。 そして、楽しみに待っていたあなたの元に運ばれてきたのは、魚のランチでした。 お肉を頼んだのに…と戸惑うあなた。 さて、あなたは次の内どのような行動をとるでしょうか? 1. 他のお客さんもいて忙しそうだ…魚でも我慢して食べよう 2. 絶対に肉だと言ったはずなのにおかしい!どうなっているんだと店員を怒鳴る 3. 自分が頼んだのは肉のはずだったが魚がきた事実を伝え、その上で、作り直してもらうか、魚でも良いことを伝える この、自分が頼んだ物ではない物が来たというシチュエーション。 これまで経験したことがあるという方もいるかもしれません。 本当は違う物が来たと言いたいのに、言えずにモヤモヤした気持ちを抱えた方もいるはずです。 言いたいことを相手に伝えることができたらどれだけ気分がすっきりするか。 相手も尊重する伝え方をすればどれだけお互いが気持ちが良いか。 こういった、自分の気持ちを抑えず伝え、尚且つ自分も相手も大切にするコミュニケーションを アサーションといいます。 アサーションを日常の様々な場面で取り入れていくのは、日本人にはなかなか難しい傾向にあります。 ですが、アサーションを目指すことによって、あなたのコミュニケーションはより深い物になり、相手とも豊かなやり取りを実現することが可能となるのです。 目次を開く• 1.なぜ言いたいことが言えないのか?その原因 自分の心の中に思っていることがあるのに、なぜそれを相手に伝えることができないのでしょうか。 多くの場合、その気持ちを伝えることによって、• 相手が気分を害すのではないか• 相手の迷惑になるのではないか• 相手に受け入れられないのではないか といった不安や自信のなさが原因としてあります。 特に日本人に多い傾向なのですが、 自分の気持ちを主張するよりも、自分は一歩下がり相手の気持ちを優先することの方が相手のためになると思い込んでいるのです。 その逆に、自分の気持ちを主張するときは、 相手は受け入れてくれるに違いないと思い込み強く主張することもあります。 一見言いたいことが言えているようにも思えますが、これは相手を尊重するコミュニケーションとは言えませんし、相手を萎縮させ、本来言いたかったことではない内容を相手に受け取らせてしまう恐れもあります。 一歩下がる場合も、強く主張する場合も、どちらも• 自分の気持ちは抑えた方が良い• 自分の気持ちは通って当然だ という思い込みが原因となり、自分が本当に言いたいことが相手に伝わりにくくなっているのです。 2.自己主張ができる鍵はアサーション 自分の言いたいことを気持ちよく伝え、尚且つ相手の立場を尊重するように伝えるにはどのようにたら良いのか。 その鍵は 「アサーション」にあります。 アサーションとは、 「自他尊重の自己表現」つまり、「自分も相手も大切にする自己表現」と訳され使われています。 ビジネスや教育の場、そして家庭内においても、アサーションの考え方は広まりつつあります。 アサーションは、日常の様々な場面で生かすことのできるコミュニケーションスキルです。 最初にあなたに想像してもらった、レストランでのシチュエーション。 アサーティブなコミュニケーションは3番になります。 ここから、アサーションの考え方を知りながら、どのようなコミュニケーションをとればよりよい相互交流がとれるのかを考えていきましょう。 3.ドラえもんから分かる3つのタイプ さて、アサーションの考え方は、教育の場でも活用され、最近ではこの考え方を学校で子ども達に指導することもあるようです。 子どもたちにアサーションと自己表現のタイプをわかりやすく説明するときに使用するのが、ドラえもんです。 子どもに馴染みのあるドラえもんのキャラクターから、自己表現の大きな3タイプを知ることができます。 3-1.非主張的自己表現タイプ「のび太」 肉ランチを頼んだのに魚がきてしまった…でも店員さんに言えず魚を食べてしまう、これが 非主張的自己表現タイプです。 では、あなたの中の「のび太」という人物を想像してみてください。 いつもいじめられている• 馬鹿にされても言い返せない• 困ったらドラえもんに泣きつく• ドラえもんの道具を使って仕返し …といったところでしょうか。 のび太は典型的な非主張的自己表現タイプといえます。 このタイプは、 言いたいことがあるのに、自分の意見や気持ちを言わない、言い出せない、言ったところで相手に伝わりにくいという傾向にあります。 のび太を想像するとよくわかると思います。 ジャイアンやスネ夫から馬鹿にされても、悔しそうな顔を浮かべて歯を食いしばるだけ。 何かを言ってしまうと、またいじめられてしまうのではないかと萎縮します。 のび太のこのような行動の裏には、 「自分はどうせダメだ」とか「言ってもダメだろう」という諦めなどの消極的気持ちが潜んでいます。 非主張的自己表現を続けていると、相手からは何でも言うことをきいてくれる都合の良い人と思われることもあります。 それが加速すると、本来はしたくない役割を任されたり都合よく利用されたりすることが増えていくのです。 最終的には、のび太のように相手の顔色をうかがうばかりに、自分の心を傷つけてしまうこともあります。 非主張的自己表現タイプ…自分だけでなく相手も大切にできていない 非主張的自己表現タイプは、自分の権利を後回しにする自分を大切にできない自己表現タイプ。 相手を図に乗らせることにもつながり、相手も大切にできていません。 3-2.攻撃的自己表現タイプ「ジャイアン」 「俺は肉を頼んだんだぞ!どうして魚がくるんだ!?早く肉を持ってこい!」とでも言いだしそうなジャイアンは、攻撃的自己表現タイプといえます。 攻撃的自己表現の特徴は、• 自分の要求を通す• 相手に命令する• 大声で怒鳴る• 相手を操作する といった具合に表れます。 まさにジャイアンのようなタイプです。 一見すると、自分の言いたいことは言えているように思えます。 しかし、 攻撃的主張をされた側は傷つき、萎縮し、攻撃的人物から離れていくことになります。 その結果、主張を通したものの後味の悪い気分になり、最終的には孤立することになりかねません。 攻撃的自己表現タイプ…相手だけでなく自分も大切にできていない 攻撃的自己表現タイプは相手を尊重せず、相手を大切にしない表現タイプ。 結果として孤立してしまっては、自分も大切にできていないタイプといえます。 3-3.アサーティブ自己表現タイプ「しずかちゃん」 お肉を頼んだのに魚がきた。 そこで、その事実を店員に伝え、こう提案します。 「魚がきたが、誰かと間違えていないか?」 「肉と魚を間違えたのなら、作り直して欲しいが可能か?」 これが、アサーティブなコミュニケーションをするしずかちゃんタイプです。 とてもバランスの良い自己表現で、自分も相手も大切にするコミュニケーションといえます。 もし、非主張的自己表現であるのび太のように、本来注文した物とは違う魚を黙って食べ始めたとします。 その矢先に、店員が、 「お客様と、あちらのお客様にお出しするメニューとを間違えておりました」と本来のお肉を持ってきたらどうでしょうか。 店員は、• どうしてお肉を注文したはずなのに黙って食べているんだ• 一言言ってくれれば良いのに• 魚を出すはずだったお客に謝らなければ… と思うことでしょう。 自分の気持ちを抑えておくことが、どれだけ相手のためにならないかがわかるでしょう。 その点、アサーティブなコミュニケーションをすればそのような事態も避けることができます。 そして、自分としてはお肉を食べたい気持ちがあることを伝え、その上で、それが可能かどうなのか、相手の反応を受け止めようとするのです。 きっとしずかちゃんなら、冷静に、でも優しく相手を思いやりながらコミュニケーションをとることでしょう。 アサーティブ自己表現タイプ…自分も相手も大切にできる 自分の言いたいことを素直に言えるのでストレスがなく自分を大切にできます。 ただ言いたいことを言うだけでなく、相手の反応を受け止められるので相手も大切にできます。 4.アサーティブなしずかちゃんを目指すメリット アサーティブなコミュニケーションをとれるようになると、• 自分らしくいられる• 自分の力を発揮できる• 相手を認めることができる といったメリットがあります。 まずは、自分の言いたいことを抑えることなく、率直に相手に伝える。 ビジネスの場でもプライベートで家族や恋人にでも、 言いたいことを伝えられるということは、自分らしくいられることにつながり、ストレスのないコミュニケーションをとることができます。 そして、言いたいことを言えて自分らしくいられれば、それは あなたの本来の力を出すことにもつながります。 ビジネスの場であれば大きな仕事のチャンスになるかもしれませんし、家族間であれば、家族のためになる行動ができるかもしれません。 また、アサーションでは、自分の言いたいことを言うだけでなく、その結果、相手がどのような反応をするのかを受け止めます。 つまりそれは 、相手の考えていること、相手のしたいことを受け入れる、相手を認めることにもなるのです。 自分の言いたいことを伝えるだけでなく、相手の気持ちも尊重する相互交流、 自分も相手も大切にするコミュニケーションをとることができるのです。 5.アサーティブになれるアサーショントレーニング 簡単そうに思えるアサーションですが、これまで非主張的自己表現をしていたり攻撃的自己表現をしていたりしたタイプがいきなりアサーティブになるのは難しいことです。 アサーションなコミュニケーションをとるためには、日頃からのトレーニングが助けとなります。 具体的には、 「自分は自分らしくあってよい」ということを理解しましょう。 子どものときは、悲しいことがあれば泣き、不満があれば怒りと、喜怒哀楽を自由に表現していたはずです。 それが大人になるにつれ、その気持ちを表現することを躊躇してはいないでしょうか。 大人だって、そのときの気持ちを表現しても良いのです。 心を開いて自分の気持ちを表現することは、 相手にあなたを知ってもらうチャンスを与えることにもなります。 アサーションへの第一歩 自分が自分らしくあるために、気持ちを表現することは正しいことなんだと確信できている状態になる。 相手を大切にする近道は、何より 相手に興味を持ち、共感をすることです。 あなたが自分の気持ちを表現して良いように、 相手も気持ちを表現して良いのです。 相手は今どんなことを考え、何を思っているのか、興味を持っていればより早く相手の気持ちに寄り添えます。 そして、相手があなたに対して気持ちを主張してきたときは、それをまずは受け止め、共感しましょう。 共感した上で、相手の気持ちや提案を通すことができるのか、もしくは通しがたいのならどうしていけば良いのかまたお互いに話し合えば良いのです。 アサーションで重要なこと 相手を尊重し、気持ちを主張し合える関係であること。 話し合いを重ね新たな結果を導き出せる関係であること。 これは、 D:Describe(状況を描写する) E:Explain(気持を説明する) S:Specify (提案する) C:Choose(代案を述べる) というものです。 Describeでは、今起きていることを客観的に伝えます。 ここでは、自分の気持ちや相手の気持ちは考えず、あくまでも事実のみを伝えるのです。 Explainでは、自分の気持ちを説明します。 Describeで起きた事実について、自分は今どのように感じているのかを相手に伝えます。 ここで攻撃的に伝えてしまっては攻撃的自己主張で終わってしまいます。 相手に寄り添うように伝えることが重量です。 Specifyでは、解決方法を提案します。 Describeで起きたこと、そしてExplainで伝えた自分の気持ちを受けて、このような解決案はどうか?と具体的な提案をするのです。 ここでも、攻撃的自己主張にならないように命令するような言い方は避けましょう。 具体的に、何通りかの提案ができることが理想的です。 Chooseでは、Specifyであなたが提案したものを相手がYesとこたえるかNoとこたえるかによって、さらに選択肢を提示するのです。 では、最初に設定した注文したメニューと異なる物が来た場合を例に実践してみましょう。 Describe(状況を描写する) お肉を注文したのに魚が来てしまった。 No:お肉がなくなってしまったのですね。 では、今回はこのお魚をいただきます。 もしくは、提案の段階でこのように伝えることもできます。 No:混雑時でも作り直すということなら、受け入れお肉を待つ。 今回は、運ばれてくるメニューが間違えていた、という設定でしたが、人は誰でも不注意などからミスをすることがあります。 しかし、その ミスを心から詫びて謝罪することもアサーションであり、そしてその 謝罪を受け入れることアサもーティブな考え方なのです。 いずれにしても、自分で提案し、相手に選択させて決まった結果は、文句を言わず受け入れなければなりません。 そもそも、何かしらの不満を抱えながら行動をしている時点で、それはアサーティブなやり取りをしたということにはなりません。 アサーティブな相互交流とは 結果として、自分も相手も納得したものになる。 それには お互いの提案、選択、受け入れが必要です。 6.自分の言いたいことを言う!アサーション会話の事例 ではここから、以下のようなシチュエーションのときにどのようにして自分の言いたいことを言えばよいのかをみていきましょう。 会話のところどころで、DESC法を用いた箇所にアルファベットを入れています。 あなたならどう相手に伝え、どのような提案をするかを考えてみてください。 このままプロジェクトまで引き受けると、どの仕事も満足な結果が残せないのではないかと思い、今回は引き受けることが難しいのではないかと思っています」 上司「そんなに仕事を抱えていたのか…でも君に関わってもらえないのは困るな」 あなた「 S:では、プロジェクトに関する資料づくりに関わるか、もしくは、部分的に後輩の指導に入るかなどでしたらお引き受けできると思います」 上司「それはいいな。 でも最初から最後まで通して関わってもらいたいんだ」 あなた「 C:わかりました。 仕事を断ったら次がないのではないか• やる気がないと思われないか• 仕事が遅いと思われないか などといった感情があります。 しかし、自分の気持ちを抑えて、結果、会社に不利益をもたらすような事態になっては元も子もありません。 提案をより具体的にすることで、アサーションのプロセスが始まっていくのです。 6-2.会議で自分の意見を言いたいけど言えないとき 同僚「今回の案件は、これで問題ないかな?」 ( D:意見がまとまりつつあるが、予算の面でもっと熟考した方が良いのではないかという気がする。 しかし具体的な案はない。 ) あなた「 E:せっかくこの意見でまとまってきているところなんだけど、私はもっと予算の面についてしっかり考えた方が良いのではないかと思うんだ。 でも、どのように予算を分配したら良いかなど具体的な案がないところが正直なところで…」 同僚「なるほど、予算面が気になるのか…。 どうしてそう思った?」 あなた「 S:前回の案件で結構な赤字が出てしまっただろ?だから、今回はもっと慎重になった方が良いのかなと思って。 一度、前回の案件の反省点をもう一回見直してみてはどうだろうか?」 同僚「そうだな、時間はまだあるし、慎重に考え直してみるのも手かもしれない」 あなた「 C:そうと決まれば、前回の案件でリーダーをしていた〇〇さんの意見をきいてみてはどうだろう?」 同僚「わかった。 〇〇さんに連絡してみよう」 会議で自分の意見を言いたいけど言えないとき、どのような心理が働いているかというと、• 自分の意見に自信がない• 的外れな意見だったらどうしようか• そもそも意見自体がまとまっていない などが考えられます。 アサーションの考えとしては、 自分は自分らしくどんな意見を述べても良いというものです。 どんな意見も素直に述べて問題がないので、心配に思う必要はありません。 また、 自分の意見がまとまっていないとき、その状態や感情を素直に伝えることもアサーティブといえます。 自分の今の状況を相手にわかりやすく伝えることで、相手はあなたを受け入れることができるのです。 6-3.頼まれごとをされたけど本当は疲れてるから断りたいとき 友人「〇〇さん今日お休みでしょ?どうしても見に行きたい映画があるんだけど一緒に行ってくれない?」 ( D:確かに休みだが、連日残業が続いていて寝不足で疲れがたまっている) あなた「 E:一緒に行きたい気持ちはあるし誘ってくれたことも嬉しいんだけど、ここ最近残業が続いていて慢性的な寝不足なの。 今日は家でゆっくり休みたい気持ちが強いのよ」 友人「そうなの…大変だったのね…」 あなた「 S:その映画いつまで公開してる?来週の土日なら行けるんだけどどう?」 友人「この映画、今日が最終日なのよ。 だからどうしても行きたくて」 あなた「 C:今日が最終日だったのね。 でもごめんなさい、来週からもハードだから今日はどうしても身体を休めたくて。 今度は早めに言ってくれたら日程調整するからまた行きましょうね」 友人「うん、そうするわね」 友人から頼まれごとをされたときに断りづらい理由としては、• 断ると冷たい人間と思われないか• 自分が少し我慢して友人が喜ぶのならそうすべきだろうか• 疲れているという理由は自分勝手ではないだろうか などというものが考えられます。 大切な友人の頼みごとはきいてあげたいもの。 ですが、 あなたがあなたらしくあることもそれと同じように大切なことなのです。 疲れていることを理由に断ることは悪いことではありませんし、 また新たな提案をしてアサーティブな関係を友人と築いていけば良いのです。 のび太はアサーションで未来を切り開いた!? 非主張的自己表現タイプののび太ですが、ドラえもんが未来からやってきて、道具に頼りながらも成長を重ねていきます。 ドラえもんの助けを借りながら、言いたいことが言えないのび太から、 言いたいことが言える人物に変わっていくのです。 そうして、本来ジャイ子と結婚するはずだった未来を、しずかちゃんと結婚する未来へと変えていきます。 自分が自分らしくあることを認め、相手も大切にするアサーションは、あなたの未来をも変える可能性を秘めています。 より良い未来を切り開けるアサーションを、これからの日常やビジネスの場で活用していきましょう。

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アサーションのトレーニング。自己主張タイプのテストを受けた体験談

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Contents• アサーションとは? 英語assertion アサーション の日本語訳で使われる 「自己主張」という意味から考えると、強めの自己主張をイメージしてしまう方もいらっしゃると思います。 しかしこのアサーションという手法は強い主張を指すわけではなく、 「相手に嫌な思いをさせないように、自分の主張を伝える」ことを言います。 お互いを思いやる方法で、お互いを大切にしたコミュニケーション法です。 自己表現の方法3種類 自己表現を3種類に分けるとこうなります。 ドラえもんのキャラクターで例えると…• ノン・アサーティブ(非主張的):他人優先。 おどおどした感じ。 のび太。 アグレッシブ(攻撃的):自分優先。 きつい主張や言い回し。 ジャイアン。 アサーティブ:自分のも相手の意見も大切にする。 しずかちゃん。 となり、この3番目のしずかちゃんパターンをアサーションといいます。 人として魅力的ですよね。 アサーションは、 自分の考えや気持ちを、なかなか相手に伝えることができない方には特におすすめです。 その時々にあった方法で、相手も自分も気持ちよくコミュニケーションがとれるように、ぜひアサーションを生活に取り入れてみてくださいね。 アサーションの方法とコツ 普段自己主張が苦手な人ほど、相手におされてしまって会話が終わったり、不本意な結果になってしまったりしますよね。 また、反対に威圧的に相手を抑えるコミュニケーションをとってしまい、その後のつながりに影響する方もいらっしゃるでしょうか。 アサーションを実践するには、5つの考え方が基本になります。 5つの「アサーティブ・マインド」をご紹介します。 自分の気持ちに正直に! 周りが気になってしまうかもしれませんが、まずは 自分自身の感情・気持ちにウソをつかないようにしましょう。 (気持ちを「伝えない」というのも選択肢の1つですよ。 ) そしてそれをストレートにつげられた時、相手がどういった感情・気持ちをもつか考えることが大切です。 」 子供「…。 でもさ、いつもいつも嫌なこと言って、みんなを困らせるんだよ。 」 子供の次の言葉を引き出せれば、あとはお互いの考えで話し合うことができますね。 子供は子供なりの世界で日々戦っています。 大人の考えを押し付けるのではなく、 人同士として対等に接していきたいですね。 アサーションができるとこんな効果が! アサーションができるということは、 相手に不快感を与えず自分の思いが伝えられるということです。 つまり、円滑な人間関係が構築できるわけですね。 特に利害関係や力関係にある場合、 アサーションができていないと、抑えられた側がいっきに爆発してしまったり、今後の関係が途切れてしまったりしかねません。 職場の団結力や、家族の結束など、信頼関係を基とした心地よい関係を獲得するために、アサーションは大きな効果をもたらします。 まとめ 相手も自分も大切にできる「アサーション」をご紹介しました。 これまでの人間関係やコミュニケーション法を一度にかえることは、とても難しいことです。 しかし、アサーションという方法を通して、よりよい関係を築いていくことは、あなたはもちろんあなたの大切な人へも大きな効果をもたらします。 ぜひ、会話に積極的に取り入れてみてくださいね。

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