シャコンヌ ピアノ。 ヴィタリ_シャコンヌ

バッハ入魂の曲〝シャコンヌ〟バッハ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ 第2番』

シャコンヌ ピアノ

土曜日の朝9時過ぎ、玄関のチャイムの音で目が覚める。 「誰だぁ、こんな朝早くに ってちっとも早くはないのだが 」と、寝ぼけ顔のまま、インターフォンごしに相手の顔を覗く。 それは、まぎれもなく宅配便の配達員の姿であった。 そう、待ちに待った、バッハ=ブゾーニ版「シャコンヌ」の楽譜がやってきたのである。 「はいはい、すぐ出ます」と喜び勇んで玄関へ。 こうして、ようやく念願の楽譜を手にすることが出来た。 実は、1月21日に注文してから、注文受付メールは届いたものの、その後、全く音沙汰無しのまま1週間が過ぎていた。 さすがにこれはおかしい、と注文したショップに問い合わせると、なにやらショップ側のサーバートラブルで注文が滞っていたらしい。 おーい、注文受付メールは確かにこちらに届いていたのに・・・と、まぁなにはともあれ、楽譜が入手出来たのだから、良しとしよう。 嬉しさのあまり、玄関からそのままピアノ部屋へ直行。 雨戸をゴトゴトと開けると早速ピアノの蓋を開ける。 手はまだ冷たいが、心はすっかりぽかぽか。 にんまりとしながら「ジャーンジャーン、ジャジャーン」と弾き始める。 ちなみに以前からこの日記を読まれていた人は把握してもらえていると思うが、バッハの「シャコンヌ」といえば無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV. 1004であることはご存じの人も多いだろう。 これをピアノ用に編曲したものが、いくつか世に出ているのだが、これまで私はまるでとりつかれたかのごとく、小林秀雄氏版やブラームス版などをせっせと弾いてきた。 しかし、私が初めて出逢ったピアノ版シャコンヌは、超絶技巧なピアニストであるブゾーニの編曲。 とにかく華やかで派手な印象たっぷりの編曲で、実のところ賛否両論はあるようだが、こんな豪華なシャコンヌもやっぱり弾いてみたい。 だんぼママさん、楽譜の所在を教えてくださって本当にありがとうございました! そして今、私はそのブゾーニ編曲の楽譜を見ながら弾いている。 実は、弾く前にパラパラと譜面をめくってみたのだが、やはり一筋縄ではいかなそうな難しさである。 しかし、楽譜を買った以上、弾かずにはいられないってものだろう。 最初の数ページはノロノロ弾きながらとりあえずクリアしていく。 しかし、進めば進むほど困難な道が続いているようである。 なんとか最後までたどり着いた時には、一体何十分が経過していたのだろうか。 だいたいこの曲、すんなり弾けたとしても15分前後かかる、超大曲であったのだ。 もし、この曲を練習しはじめるとすると、通すだけでも数十分、苦手箇所を克服しながら弾いていたらとんでもない時間を要してしまうのではないか??まぁそれはさておき、初めて弾いた印象と自分なりの課題を少しあげておこう。 しかもオクターブならばまだしも、4和音となると一層困難。 これをアルペジオで弾いてしまうべきか、それとも右手を借りるべきか、大いに悩む。 や括弧記号で、「どうしても和音で弾いて欲しい」指示まで登場。 やはり、この曲は手の小さきものにはかなり辛い曲であることが見てとれる。 オクターブの予備練習が必要になりそうだ。 勿論、右手においてもオクターブでの進行が多数登場。 つまり、あとは自分で考えろ、ということなのだが、音を綺麗につなげるためには、運指もじっくり検討しなければならない。 これを無視して弾くべからず。 但し、ペダルの使いすぎには要注意。 軽くささやくように弾きたいところまでペダルを踏んでごまかしていたら、折角の曲も台無し。 勿論、このブゾーニ版は原曲とはアプローチが大きく異なっているのだが、原曲がもつ重要な要素は頭に入れておいたほうが弾きやすいのではないかと個人的には思っている。 さて、普段の練習にこの曲を組み込むか否かは、まだ検討中。 これにかかるとなると、他の曲がおろそかになりかねないのだ。 あぁ、悩ましい。 でも、やはりブゾーニ編曲版は迫力・華麗・ボリュームたっぷりなシャコンヌであった。 というわけで、結局この日の練習はバッハと基礎練習のみで終えてしまった。 07bはテンポを落として2回往復 08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。 aからbへと続けて弾くこと2回。 あとはつまらぬミスタッチがなきよう、弾けるまで練習。 02:18~20小節左手進行は部分練習。 音を伸ばすべき箇所はのばし、切る位置は正確に切って。 だらだらと伸ばしたり無意味に切っては音楽が台無し。 最後のトリル弾きながらの別声弾きに関しては、やはり別指での検討開始。 こんな末尾に掲載しているが、実はハノン等の指訓練の前にせっせと譜面をおいながら弾いてしまったという・・・詳しくは上記メイン日記を参照のこと。

次の

「シャコンヌ」の代名詞、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品: J

シャコンヌ ピアノ

弦楽器専門店シャコンヌ:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、弓の販売・レンタル・修理。 名古屋、金沢、東京吉祥寺、九州小倉、札幌の5つの店舗でお待ちしております。 VISAか Masterのみお使いいただけます。 【弦楽器試奏・調整会開催のご案内】 例年春に開催しております"シャコンヌ札幌弦楽器フェア"ですが、この度規模を縮小し感染症対策を徹底した上で、"弦楽器試奏・調整会"として開催させていただく運びとなりましたので、ご案内させていただきます。 皆様のご来場をお待ち申し上げております。 日時:7月3日(金) 12:00〜18:30 4日(土)10:00〜18:30 5日(日)10:00〜17:00 会場:多目的イベントスペース道新プラザ DO-BOX ドゥー・ボックス 住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目6 北海道新聞社1階道新プラザ内 (最寄り駅 地下鉄大通駅) 交通アクセス:地下街オーロラタウン「郵便局・北海道新聞社」出口、「北大通西3・北海道新聞社」出口より徒歩1分 期間中、展示楽器の見学・ご試奏をご希望のお客様はご予約なしでご来場いただけます。 楽器の修理・調整は完全予約制とさせていただきますので、ご協力をお願い申し上げます。 ご予約・お問い合わせはシャコンヌ札幌店(TEL:011-221-2561)までどうぞご連絡ください。 【長野県飯田市に工房をオープンしました】 中央道・飯田インターから車で約5分の場所に新しくシャコンヌ飯田工房をオープンしました。 毛替・調整・修理などお任せください。 また飯田工房でも他店舗と同じように楽器・弓の試奏・購入ができます。 遠方の方で選定ご希望の方は、練習場所に車で伺うことも可能ですのでご相談ください。 営業日は不定期となりますのでホームページ、Twitterでお知らせいたします。 お問い合わせ、ご予約は090-8958-1385までお願いいたします。 【飯田工房7月の営業予定日】 8・9日、14・15日、21・22日、30日、8月1日に営業の予定です。 変更ありましたらTwitterにてお知らせします。 よろしくお願いいたします。 【シャコンヌより】 緊急事態宣言は解除されましたが、引き続きシャコンヌでは感染症対策に努めてまいります。 多くのお客様のご協力に心より感謝いたします。 引き続き以下のキャンペーンを行いますので、ぜひご利用ください。 ・修理・調整料金20%OFF シャコンヌ全店にて修理・調整料金を20%引きいたします。 ・楽譜小物類通販の送料無料 楽譜、弦や肩当てなどの小物類の通販にかかる送料を無料にいたします。 ・修理配送サービス 毛替や修理を宅配便でもお受けしています。 引き続き外出を控えられる方も多いことと存じますが、楽器のことでご用命がございましたらシャコンヌにお気軽にご相談ください。 梱包方法など詳しくご紹介しています。 配送サービスにおきましても修理・調整料金20%OFFとさせていただきます。 【新型コロナウイルス等の感染拡大に伴う取り組みについて】 シャコンヌでは新型コロナウイルス COVID-19 等の感染予防及び拡散防止のため、店内衛生強化に努めており、お客様と従業員の安全・安心の観点から、 店内の清掃・消毒・換気、従業員の手指消毒、マスクの着用などの対応を行っております。 お客様におかれましても、手指消毒やマスク着用などの感染症対策をお願いいたします。 またこれまではご予約不要でしたが、今後感染症予防の空間確保のため 完全予約制とさせていただきます。 ご理解とご協力をお願い申し上げます。 詳しくはこちらをご覧ください 【修理・調整料金20%OFFのご案内】 4月8日(水)よりシャコンヌ全店にて修理・調整料金を20%引きいたします。 このような状況下でも、突然の楽器のトラブルが起きてしまう場合も考えうることと思います。 お困りのお客様からご要望があった場合、シャコンヌで可能な限りのお手伝いができれば幸いと存じます。 【岡崎慶輔さんリサイタル映像】 2007年のシャコンヌ音楽祭「岡崎慶輔ヴァイオリン・リサイタル」の映像です。 新型コロナウイルスの感染の状況を鑑み、予定しておりました演奏会は中止とさせていただきました。 この事態が終息し、安心して演奏会を楽しんでいただけるときに開催したいと思っています。 過去の映像をご覧いただきながら、次回の開催をお楽しみにお待ちください。 【演奏会中止のお知らせ】 10月の岡崎慶輔ヴァイオリンソロリサイタル及び9月のカルテット・プラチナム名古屋公演に関して、新型コロナウイルスの感染の状況を鑑み、予定しておりました演奏会は 中止とさせていただきます。 詳しくはこちらをご覧ください 【技術者紹介】 岡田大介(名古屋店勤務) プロフィール 1999年より約4年半クレモナ国立バイオリン製作学校に在籍し、卒業。 ダニエレ・スコラーリ氏、マウリツィオ・タディオリ氏、ピエールルイジ・アロマティコ氏等に製作を、マッシモ・ネグローニ氏にニスを、エミリオ・スラビエロ氏に弓全般を学んだ。 帰国後2004年にシャコンヌに入社。 オールド、モダンの名器を数多く修理・修復してきました。 そのスピードと正確さはシャコンヌの誇る技術です。 ストラドやガルネリ等の主な名器はほぼ全て経験しています。 おそらく彼ほどの経験を持つ修理者は世界でも数多くありません。 【NHK『クラシック音楽館』に登場しました】 2017年7月23日放送の『クラシック音楽館』<バイオリン500年の物語>に、窪田と新作CHACONNEが登場しました。 バイオリンを弾く方だけでなく、音楽や楽器が好きな人々に広く楽しんでいただける内容だったと思います。 シャコンヌでは製作や修復の際に、板を叩いたときの音程で強度バランスを整えています。 そのことが番組で紹介され、ご自分の楽器を叩いてどんな音程がするか確かめてみた方もいらっしゃったようです。 現在は失われつつある製法ですが、こうして少しずつでも良いもの、スタンダードなものとして認められ、広く普及していけばとても嬉しいことです。 番組内で窪田が言っていた「われわれだけでは作れる本数に限界がある。 技術を公表、共有していきたい」という言葉は、シャコンヌの「音楽を盛んにし、心豊かな社会を実現する」という創業当時からの理念に通じています。 少しでも興味を持たれた方はぜひお気軽に、シャコンヌ各店へご来店ください。 【『DUO5』2016年度 第54回レコード・アカデミー賞の室内楽曲部門で最優秀ディスクに選ばれました!】 2016年7月リリース『DUO5』岡崎慶輔 Vn &伊藤恵 Pf 難関のミュンヘン国際音楽コンクールヴァイオリン部門で第1位を受賞した経歴を持つ2人による端麗な演奏です。 シャコンヌ各店にて発売中です!お電話でのご注文も承ります。 シャコンヌ特別価格:定価より10%引き *これまでに発売されたDUOシリーズも取り扱っています* ヴァイオリンの岡崎慶輔さんはシャコンヌのレンタル部門会社・カノンでストラディヴァリをレンタルして使用中です。 ヨーロッパを中心に多くの演奏会で高い評価を受け、現在はチューリッヒ歌劇場のコンサートマスターを務めています。 【人とものの讃歌 自衛隊からバイオリンまで38章】¥2,000 税抜 自動車評論家である福野礼一郎氏が様々な分野について解説する、高級輸入車専門雑誌GENROQ誌内連載「昭和元禄Universe」が単行本化され、ストラディヴァリと新作シャコンヌの秘密についての記事も収録されました。 東京モーターショー、自衛隊、国立競技場などの興味深いトピックスに並び、弊社会長・窪田が発見したオールドイタリーの秘密と、新作シャコンヌとの共通点について非常に詳しく、かつ分かりやすく書かれています。 どの記事も臨場感と読み応えのある充実した内容となっており、シャコンヌ各店でも販売中ですので、ご興味をお持ちの方は是非お手にとってみてください。 【季刊・アナログ vol. このライブ録音は、その豊かな響きと演奏者の息使い、コンサートホールの自然なプレゼンスを見事に再現しており、オーディオマニアの方に大変おすすめです。 (郵送も可能です。 シャコンヌ各店もしくはフリーダイヤル0120-485-245までお問い合わせください。 ) 【ストラディヴァリを科学する】 以前、窪田の楽器製作に興味を持ってくださった方が取材にお越しになられて、このような動画を作って下さいました。 どのように楽器が出来ているか、窪田がどのように製作しているか、楽しく分かりやすくまとめられています。 ぜひご覧ください! 【朝日新聞に記事が掲載されました】 画像をクリックすると拡大します。 またはこちらからご覧下さい。 2020. 30 九州小倉店ページを更新しました 2020. 30 金沢店ページを更新しました 2020. 26 新商品紹介ページに商品追加しました 2020. 23 名古屋店ページに記事を追加しました 2020. 20 東京吉祥寺店ページに記事を追加しました 2020. 12 名古屋店ページに記事を追加しました 2020. 6 九州小倉店ページを更新しました 2020. 30 金沢店ページを更新しました 2020. 23 新商品紹介ページに商品追加しました 2020. 21 九州小倉店ページを更新しました 2020. 8 新商品紹介ページに商品追加しました 2020. 6 東京吉祥寺店ページを更新しました 2020. 28 名古屋店ページに記事を追加しました 2020. 25 名古屋店ページを更新しました 2020. 21 東京吉祥寺店ページを更新しました 2020. 21 金沢店ページを更新しました 2020. 21 九州小倉店ページを更新しました 2020. 14 東京試奏&調整会ページを更新しました 2020. 9 札幌店ページを更新しました 2020. 9 東京試奏&調整会ページを更新しました 2020. 9 名古屋試奏&調整会ページを更新しました 2020. 8 九州小倉店ページを更新しました 2020. 7 新商品紹介ページを追加しました 2020. 4 コレクションページを更新しました 2020. 31 金沢店ページを更新しました 2020. 31 名古屋店ページを更新しました 2020. 24 コレクションページを更新しました 2020. 20 シャコンヌのご案内ページを更新しました 2020. 18 東京吉祥寺店ページに記事を追加しました 2020. 6 東京展示会ページを更新しました 2020. 4 岡山展示会ページを追加しました 2020. 4 大阪展示会ページを追加しました 2020. 4 静岡展示会ページを追加しました 2020. 29 盛岡展示会の変更のお知らせ 2020. 28 東京展示会ページを追加しました 2020. 28 金沢店ページを更新しました 2020. 27 福岡展示会ページを追加しました 2020. 25 富山展示会ページを追加しました 2020. 25 名古屋展示会ページを追加しました 2020. 21 名古屋店ページに記事を追加しました 2020. 21 コレクションページを更新しました 2020. 21 春の展示会スケジュールを展示会ページに掲載しました 2020. 21 盛岡展示会ページを追加しました 2020. 20 東京吉祥寺店ページを更新しました 2020. 13 札幌店ページを更新しました 2020. 12 名古屋店ページに、窪田博和による特別調整会のご案内を追加しました 2020. 8 名古屋店ページに第4回SPレコード鑑賞会のプログラムを追加しました 2020. 4 東京吉祥寺店ページを更新しました 2020. 4 九州小倉店ページを更新しました 2020. 4 名古屋店ページを更新しました 2020. 28 金沢店ページを更新しました 2020. 23 名古屋店ページに記事を追加しました 2020. 14 名古屋店ページを更新しました 2020. 2020. 7 金沢店ページを更新しました 2020. 7 東京吉祥寺店ページを更新しました 2020. 7 名古屋店ページに記事を追加しました 2019. 27 名古屋店ページにお勧め楽器とSPレコード鑑賞会プログラムを追加しました 2019. 27 九州小倉店ページに記事を追加しました 2019. 26 名古屋店ページを更新しました 2019. 24 札幌店ページを更新しました 2019. 14 名古屋店ページに記事を追加しました 2019. 12 展示会報告ページに東京展示会報告を追加しました 2019. 12 九州小倉店ページに記事を追加しました 2019. 7 展示会報告ページに名古屋展示会報告を追加しました 2019. 6 名古屋店ページを更新しました 「ピアニッシモ」 - シャコンヌのこえ• 「ナチュラル」 - 本来の響きを求めて• 出張・イベント報告• シャコンヌの社会的責任に関する取り組み• 弦楽器専門店シャコンヌ ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、弓・弦などの販売・レンタル 修理・毛替えの工房 Copyright c 2006 CHACONNE CO. ,LTD. All rights reserved.

次の

鐵百合奈

シャコンヌ ピアノ

起源 [ ] チャコーナ chacona に関する最古の記録はのものであり、1598年の Mateo Rosas de Oquende のの出来事を記述した詩で、舞曲の一つとしてその名を挙げられている。 当時のチャコーナは歌を伴う快活な舞曲であり、で伴奏された。 多くの場合性的な含意を伴う踊り、風刺的な歌詞を持っていたようである。 そのために、しばしば公の場でチャコーナを演奏したり踊ったりすることが禁じられたが、爆発的に人気を博して、とであっという間に広まった。 このころのチャコーナの完全な例は残されていないが、など同時代の文学に記述が現れている。 スペイン及びイタリア、特にではでチャコーナが用いられるようになり、特に 伊 arlecchino、アルルカン 仏 arlequin、ハーレクイン 英 harlequin と強く関連付けて用いられたようだ。 最初期のチャコーナの譜例は アルファベト Alfabeto と呼ばれる5弦のギター用の記譜法で残されている。 これは各を奏するための指の押さえ方を定め、アルファベット一文字に対応させた記譜法である。 それによって、チャコーナはI-V-VI-Vのを繰り返す音楽であったことがわかる。 流行 [ ] スペイン [ ] スペインにおいては1600年頃からチャコーナの存在が確認されており、新大陸に由来するものと考えられている。 チャコーナは歌を伴う快活な舞曲であり、リフレインで Vida, vida, vida bona! などと歌われた。 スペインでは扇情的でエロティックな踊りであるとして教会に禁じられ、また国から1615年に舞台演技を禁止された。 イタリア [ ] イタリアでは、チャッコーナは声楽や器楽などさまざまな形式の音楽で幅広く流行した。 このころ、チャッコーナといえば次のような定型のオスティナート・バスを持っていた。 この時期のイタリアのチャッコーナに基づく声楽作品として、たとえばの「音楽の諧謔」 Scherzi musicali 1632 の「西風が戻り」 Zefiro torna がある。 この曲では前半は上記の定型オスティナートバスを用いており、後半はより自由な形式を用いている。 また、同じ曲集の「あの高慢なまなざし」 Quel sguardo sdegnosetto もチャッコーナに基づくアリアである。 この曲ではは単純な定型バスの繰り返しではなく、より自由に音型を変化させているが、リズムは一貫して定型のパターンを用いている。 他にも、の曲集 Madrigali et altre musiche concertate 1633 の「愛の翼に乗せて」 Su la cetra amorosa などが今日良く知られているが、17世紀後半になって、劇場が作られるようになると、オペラのアリア1曲の全部または一部分にチャッコーナを用いることが流行した。 いずれにしても、17世紀イタリアのチャッコーナはほとんど常に長調で書かれ、快活で時におどけたような表情を持っており、元来の踊りの要素を強く残していた。 また、器楽の分野でもチャッコーナに基づいた曲は多数作曲された。 たとえば、は第2集 1627 の「チャッコーナに基づくパルティータ」 Partite sopra ciaccona、トッカータ第1集改訂版 1637 の「バレットとチャッコーナ」 Baletto e ciaccona、「とチャッコーナ」 Corrente e ciacconaでチャッコーナの名前がついた鍵盤用作品を作曲した。 また、彼の「パッサカリアによる100のパルティータ」 Cento partite sopra passacagli 1637 ではとチャッコーナが交互に現れる。 他に、が Selva di varie compositioni 1664 で発表したものが鍵盤楽器用のチャッコーナとして有名である他、、などが・用の、やなどが器楽合奏用のチャッコーナを出版している。 の室内ソナタ集作品2 1685 のソナタ12番もチャッコーナに基づく作品であるが、この作品では次に述べるフランス風のシャコンヌとの類似点も多い。 フランス [ ] フランスへは17世紀前半にスペインから、また17世紀中ごろにはイタリアからチャッコーナが入ってきたが、頃には独自のフランス風のシャコンヌの形式が成立した。 17世紀中ごろまでには、、といった奏者や、、ら奏者が器楽独奏用のシャコンヌを多く作曲したが、これらの一連の作品にはその後のフランス風シャコンヌの典型的な性質の多くがすでに見られる。 フランスのシャコンヌも踊りの要素を強く残していたが、17世紀イタリアのチャッコーナとは異なり、快活であるというよりは、安定し抑制された印象のものが多い。 シャコンヌのオスティナート・バスは、この時期から様々な種類のものが見られる。 特に、イタリアのチャッコーナの定型バスの和音進行やリズムパターンと関連を持たないものも多い。 シャコンヌの多くは長調であったが、この時期からすでにのシャコンヌも少なからず見られる。 になっている曲がしばしば見られるのも特徴である。 器楽独奏ばかりではなく、のための音楽としてもシャコンヌは用いられた。 劇場音楽の分野におけるシャコンヌの典型はによって作られた。 これらのシャコンヌは、しばしば合唱や独唱を伴う長大なものであり、舞台上で多くの踊り手によって踊られ、全劇中でもっとも華やかな場面を形作った。 リュリが書いたこれらの舞台音楽はに至るまでのその後のフランスの劇場音楽(オペラ)の標準となり、それらの中で書かれたシャコンヌはリュリのスタイルを踏襲している。 リュリのシャコンヌのスタイルの影響は、室内楽や鍵盤音楽の分野にも及んだ。 などの書いた組曲やのクラヴサン作品、そしての室内楽作品などに含まれるシャコンヌはいずれも、少なからずリュリのシャコンヌの影響下にあるといえる。 1740年以降のフランスでは、室内楽や鍵盤音楽の分野ではシャコンヌはほとんど廃れてしまったようであるが、オペラの分野では18世紀末までしばしばシャコンヌが作られた。 18世紀後半のオペラにおけるシャコンヌは、しばしばもはやオスティナート・バス様式ではなかった。 ドイツ [ ] ドイツにおける初期のチャコーナ(ciacconaともciaconaとも綴られた)はイタリアのチャッコーナを少なからず模倣するようなものであった。 例えば、の「神聖シンフォニア集」 Symphoniae Sacrae 第2集 1647 の「神は立ち上がり」 Es steh Gott auf SWV 356 の終結部は典型的なイタリア風のチャッコーナで書かれている。 実際、この部分に関してはシュッツ自身がモンテヴェルディの「西風が戻り」 Zefiro torna をモデルにしたと証言している。 ドイツにおけるチャコーナの独自の発展は、主にの分野でなされた。 の書いた Ciaccona はまだ17世紀イタリアのチャッコーナの面影を残した作品である。 チャコーナとパッサカリアに基づく変奏曲は、主に南ドイツのオルガン楽派によって発展させられていったが、やは、伝統的なバス主題からはなれ、独自のバス主題を用いるようになった。 これは、ドイツにおけるに基づく即興やという独自のジャンルの中で発展した多様な主題に基づくパッセージワークのテクニックを発揮するために、変化に富んだバス主題を用いる必要があったからだとされる。 ドイツの器楽アンサンブルのためのシャコンヌはフランス風のシャコンヌの形式に則ったものも多く書かれているが、作品に見られるドイツ風のチャコーナとの様式の融合も見られる。 有名なの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番の終曲のシャコンヌはこのフランス風のシャコンヌとドイツ風のチャコーナの融合の延長上の終極点にある作品である。 衰退と再生 [ ] 18世紀後半に入ると、フランスのオペラの流れを汲む劇場作品にシャコンヌと名の付く作品が書かれはしたものの、シャコンヌの流行は急速に衰えていった。 19世紀になると、の「再発見」がおこり、多くの作曲家がバロック時代、とくにヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品をモデルにしたり模倣したりして作曲するようになった。 のの、またのの終楽章は、後期バロック時代のシャコンヌ(あるいはパッサカリア)を下敷にかかれている。 20世紀になると、パッサカリア、あるいはシャコンヌと明示的に名前の付けられた作品が多く書かれるようになる。 シャコンヌと名の付く作品はパッサカリアほど多くはないが、ののための「ハンガリアン・ロック:シャコンヌ Hungarian Rock: Chaconne」 1978 や、の無伴奏ヴァイオリンのための「チャッコーナ風間奏曲 Intermedio alla Ciaccona」などがあげられる。 シャコンヌとパッサカリアの違い [ ] 17世紀後半以降両者は混同されていき、差異は曖昧になる。 シルビガーはの「100のパルティータ」がその後のパッサカリアとシャコンヌの融合の先駆であると評価している。 しかし、フレスコバルディの作品ではチャッコーナからパッサカリアへの曲想の連続的な変化などが見受けられるものの、チャッコーナとパッサカリアの違いは、調性やバス主題の観点から歴然とした区別があった。 注 [ ]• コメディー・バレ「町人貴族」で書かれた有名なシャコンヌ、「スカラムーシュ・トラヴェランとアルルカンのシャコンヌ」 Chaconne des Scaramoushes, Trivelin et Arlequins は劇中劇で登場するの登場人物によって踊られるが、これは上述のイタリアにおけるシャコンヌとコメディア・デラルテの相関の影響であるといえる。 Johnston, p. 148, 2013, 参考文献 [ ]• Silbiger, A. , Chaconne, Passacaglia, Grove Music Online, ed. Macy Accessed 2006. 住川鞆子 「バロック初期および中期イタリアにおけるパッサカリアとチャコンナ」 『音楽学』、23巻2号、p. 116-133、日本音楽学会、1977年。

次の