ごま 焼酎。 ごま焼酎

白ごま酒

ごま 焼酎

日本の焼酎 焼酎 ( しょうちゅう )とはのうちの一種。 で生産され、海外でも輸出品が飲用されている。 に原料、製法等の定義があり、度数は連続式蒸留焼酎で36度未満、単式蒸留焼酎(本格焼酎)で45度以下と定められている。 日本国内では酒税法によって種別基準が定められており、 連続式蒸留焼酎(旧 甲類)と 単式蒸留焼酎(旧 乙類)に分けられている(2006年5月1日酒税法改正による)。 大衆酒として広く飲用されてきた歴史がある。 、、、、焼酎、、、など様々な種類がある。 日本で16世紀から製造され、1559年のが残したが最古の文献とされている。 17世紀後半より『』といった文献に残され、各地で製造された。 (・・南部)を中心にが盛んである。 また、の、の、など、島嶼でも焼酎が醸造されている。 2003年には本格焼酎ブームが起き、原料のが不足したり、一部銘柄の価格が高騰したりした。 2006年には鎮静化したとされるが、2008年には再び最高の売り上げを見せた。 焼酎へのは政策的に安くされていた。 「酎」が2010年までに含まれていなかったため、法令、その他政府文書では「しょうちゅう」あるいは「しようちゆう」と表記になっていた。 定義 [ ] では「アルコール含有物をした酒類」のうち、以下の条件を満たす酒類を焼酎としている。 発芽した穀類を使用していない。 (との区別)• 果実(の実を除く)を使用していない。 (との区別)• のなどでしていない。 (との区別)• 砂糖、糖蜜などを使用していない(黒糖焼酎を除く)。 (との区別)• 蒸留の際発生するアルコールに他の物品の成分を浸出させていない。 (との区別)• 蒸留時に別途定められている物品以外を添加しない。 アルコール度数が連続式で36度未満、単式で45度以下である。 歴史 [ ] 郡山八幡神社の焼酎落書き 焼酎の起源は正確には分かっていないが、比較的有力な説は、シャム(現在の)から経由でもたらされた、とするものである。 の陳侃による『使琉球録』()に「南蛮(南番)酒」のことが記されており、この南蛮酒は暹羅(タイ)から琉球へもたらされたものであり、醸法はの露酒であると記されている。 露酒とは中国の蒸留酒のことである。 ・では「」と表記される。 日本国内では文献記録で確認できる限り、少なくとも頃から焼酎が造られていたと見られている。 また、鹿児島県のには、2年()に補修が行われた際に大工が残した「けちな座主(施主)で、一度も焼酎をふるまってくれず、ガッカリした」という内容の落書きがの解体修理で発見されており、焼酎の飲用と「焼酎」の呼称について日本国内に残存する最も古い文献となっている。 17世紀後半以降、『』『』などいくつもの文書に焼酎の製造法が記されている。 それらから当時の焼酎は基本的にか変敗酒(品質劣化した)を原料に、全国各地で作られていたことが分かる。 また、粕取焼酎作りとには密接な関係があり、酒粕は良いとなるが、そのままではアルコール濃度が高く使えないため、農民たちは酒粕を蒸留してアルコールを抽出した後に残った粕をにした。 一方、鹿児島など日本酒作りに向かない地域では、各家庭で米や雑穀などを水で仕込んだ醪()をさせ蒸留した醪取焼酎が作られた。 18世紀以降、の栽培が盛んになるとサツマイモとで醪を作った。 醪取焼酎はの繁殖によって醪が腐敗するなどの難点があったが、20世紀まで技術的に改善されることはなかった。 その初期から中期に至るまでの焼酎は、製造にを用いており 、現代の法体系でいうところの「焼酎乙類」に限られていたが、明治28年頃にから連続式蒸留機が輸入され、高純度アルコールが安価に大量生産できるようになった。 明治43年に、連続式蒸留器で作られた製品を任意アルコール度数に和水したものを焼酎とすることが認められ 、この製法のものが「新式焼酎」として広まり 、対して在来の焼酎は「旧式焼酎」と呼ばれるようになる。 初期、新式焼酎の流行と清酒の腐造によって全国各地で醪取焼酎が作られるようになったため、南九州の焼酎メーカーは市場を圧迫されていた。 その一方で、近代焼酎の父と呼ばれるは、南九州での焼酎製造の歩留まりが悪く味も良くないのは、従来から日本酒や焼酎製造に使われてる(黄麹、 Aspergillus oryzae)が暑い南九州の気候に合ってないのではないかと考え、従来南九州より暑いでの作りで使われており、明治34年にの乾環(いぬいたまき)によって初めて分離に成功した 、生産能が高く雑菌の繁殖を抑制する 黒麹、 Aspergillus luchuensis、旧称 Aspergillus awamori を取り寄せ研究を続け、明治43年にこの黒麹の変種(旧称 Aspergillus awamori var. kawachii)の分離培養に成功していた。 各焼酎メーカはこの黒麹の変種を本格導入し、二度仕込み法によって質と収量の向上を図ったことで、焼酎の製造の効率化と品質が飛躍的に発展した。 また大正13年には黒麹から突然変異した( Aspergillus luchuensis mut. kawachii、旧称 Aspergillus kwachii)の分離培養にも成功した。 当初は評判の良い黒麹の変種に押されて製麹が難しい白麹の普及は進まなかったが、技術の進歩により白麹の強力な雑菌抑制力と蔵を黒く汚さない点が評価され、徐々に普及し、近代焼酎の飛躍的な発展につながった。 河内が生み出した黒麹の変種や白麹、黄麹の改良型は、韓国焼酎()やの製造にも使われるようになり、河内の生みだした麹は現代のソジュやマッコリの製造の基礎ともなった。 酒税法で「新式焼酎」にあたる「 焼酎甲類」と、在来焼酎にあたる「 焼酎乙類」の区分が制定され、後にそれぞれ「連続式蒸留しょうちゅう」「単式蒸留しょうちゅう」と名称変更された。 甲類と乙類 [ ] 単式蒸留器(鹿児島、日本) 連続式蒸留焼酎(焼酎甲類) [ ] 一般にやなどを原料とした発酵液をもとに、で蒸留して高純度を生成し、これに加水したものである。 製法上、何度も蒸留を行うため、純度が高くなり、原料本来の風味が失われるため、味覚の個性は薄い。 また、甲類の範囲にてブレンド、熟成、蒸留回数、蒸留機、加水種類、原料、等で変化をつけることによって、ある程度の特徴的な風味を持つものも存在する。 低コストでの大量生産に適するため、大手企業によって量産され、それらの販売シェアが高い状況となっている。 手を加えて飲まれることもあり、などのベースや、の材料、或いはづくりの際に用いられたり、・などの代用品として使用されたりすることもある。 などのづくりに用いられる「」もこの甲類焼酎である。 税法上では「連続式蒸留焼酎」表記の代わりに「ホワイトリカー 1 」と表記することも認められる。 単式蒸留焼酎(焼酎乙類) [ ] 、などを原料とし、単式蒸留器で蒸留して造る焼酎である。 基本的に1回のみの蒸留のため、原料本来の風味や成分が生きていることが特徴である。 地方が特産地として有名。 製造法の流れは以下の通りである。 元の原材料(多くの場合は米ないしは麦)へ麹菌を生やし、をつくる。 タンクや甕(かめ)に麹と水、酵母を加えて一次仕込みを行い、5日間ほど発酵させてを造る(一次もろみ)。 一次もろみの中へ主原料(掛原料)と水を加え2次仕込みを行い、8 - 10日間発酵させる(二次もろみ)。 このとき投入した主原料で焼酎の冠表示ができる。 主原料にを使うと「芋焼酎」となる。 アルコールが生成された2次もろみを蒸留する。 近年、蒸留時に蒸留機内の気圧を低下させる 減圧蒸留と呼ばれる手法が導入された。 これに対して、蒸留機内を減圧しない伝統的な蒸留を 常圧蒸留と呼ぶ。 減圧蒸留では蒸留機内のエタノールの沸点温度が低下し、低温での蒸留が行われるため、などの成分をあまり含まず雑味の少ない蒸留液を得る。 一方、常圧蒸留ではフーゼル油などを含む、クセの強い豊かな風味の蒸留液を得る。 産地の南九州では、お湯割りで飲まれることが多い。 お湯割りは、酒杯に先にを入れ、後から焼酎を静かに加えて作る。 こうするとが発生し、自然に混ざった状態となる。 先に焼酎と水を合わせておき、一日もしくは数日おいて馴染ませたものを黒等のにてをして飲むこともある。 が制定された以来、単式蒸留焼酎(乙種)は酒税の保全や過当競争防止等の理由にて・・・の主要4品種については新規製造を認めない方針によって 、製造の新規参入ができない状態が長らく続いていたが、の一環としてが2005年にの見解を示し、一部地域・条件付きながら2006年以降に新規免許が認められる事となった。 税法上では「単式蒸留焼酎」表記の代わりに「焼酎乙類」「ホワイトリカー 2 」と表記することも認められている。 また、後述するように、焼酎甲類に対して劣るという誤解を避けるためにという呼称も用いられる。 近年では、原料になどを用いた低価格の乙類焼酎 、(果実酒用の)乙類の「ホワイトリカー」 も登場している。 未納税移出 [ ] 単式蒸留焼酎の世界では 未納税移出 、いわゆる「桶買い」「桶売り」という制度がよく使われている。 これは同一の酒類製造免許をもつ事業者同士で生産した酒類をやり取りする場合には酒税がかからないという制度を利用したもので、清酒の世界でもよく行われている。 単式蒸留焼酎業界ではの大手麦焼酎メーカーが鹿児島や宮崎の芋焼酎メーカーの閑散期に麦焼酎の生産を委託することが多い。 この制度があるため、単式蒸留焼酎製造メーカーの統計を見ると生産量と出荷量と実際にそのメーカーのブランドで販売された量が異なっていることがある。 このことから国税庁の資料では出荷量や生産量ではなく、あくまで税金がかかる出荷をした場合の数量、すなわち課税移出数量で統計を管理している。 マスメディアなどで「出荷量」という場合には未納税移出数量を含んだ「実出荷量」と未納税移出数量を除いた「課税移出数量」を混同して報道しているケースがあるので注意が必要である。 混和焼酎 [ ] 甲類と乙類を混和したものである。 甲類と乙類のどちらが多いかで呼び名が異なる。 以前は本格焼酎と紛らわしい表示がされたり、混和率などの情報が表示されなかった商品もあったが、業界内で混和焼酎の表示に関する自主基準を設けて、2005年(平成17年)1月1日から実施している。 乙甲混和焼酎 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2008年2月) 安価な甲類の利点を活かしながら、乙類の風味を加えることで安価で風味のある製品を作ることができる。 価格への志向が強い大手メーカーから多くの銘柄が出荷され、1800ml、900ml、200mlなどのパックが店頭に並んでいる。 その他の焼酎 [ ] 上記の焼酎のほか、近年は日本各地で様々な原料を利用した焼酎が造られている。 一般的な主原料(、麦などの穀類)以外を主原料に用いた甲類焼酎。 乙類焼酎で主原料に独自の原料を用いたもの。 そば焼酎はこの中でも抜きん出て成功した例と言える。 一般的な既存の甲類・乙類焼酎または混和焼酎に、独自原料を一部使用したもの(、、、、、などの焼酎)。 乙類の種類 [ ] 焼酎乙類は一次発酵・二次発酵を経て作られたを蒸留して製造されるものが主流を占めており、は1000に満たない。 近年では蒸留技術やの進歩により様々な種類の焼酎が造られている。 米焼酎 [ ] 同様、を原料とする。 味はやや濃厚。 主要生産地は熊本県南部の(人吉・球磨地方)で、28のがひしめく。 人吉盆地で生産される米焼酎は特に「 」とよばれ、のに基づく産地表示の保護指定を受けている。 また、2006年にはとして登録されている。 香りや味わいは日本酒に近くフルーティで、の普及もあって初心者にも受け入れやすい焼酎である。 この他、日本酒の名産地(、等)でも米焼酎が生産されている。 麦焼酎 [ ] 、多くはを主原料とする。 一般に米焼酎より癖が少なく、飲みやすいと言われる。 もともと長崎県で生産され始めたのが最初である。 「 」は世界貿易機関のTRIPS協定に基づく産地表示の保護指定を受けている。 壱岐焼酎は米麹に麦を掛け合わせている。 麦焼酎は1960年代まで焼酎の中ではメジャーな存在ではなかったが、のによってを麦焼酎へ応用する手法が開発され、宮崎県のによって実際の使用方法が確立すると多くの麦焼酎メーカーがイオン交換濾過法を導入することとなった。 その後、1960年代後半から大分県で生産されている麦麹に麦を掛け合わせる麦焼酎が日本各地で注目を浴び、現在では大分県も麦焼酎の一大産地となっている。 なお、「 」は地域団体商標として登録されている。 芋焼酎 [ ] 様々な芋焼酎 味はかなり濃厚で、しばしば独特の臭みがあるため、好き嫌いが分かれると言われる。 しかし、近年では、鮮度の良い芋を厳選し、臭みの元となる傷んだ部分やヘタなどを切り落としてから焼酎にする などの努力がなされた結果、従来のような臭みは少なくなっている。 から南九州で広く栽培されているを原料とした焼酎。 宮崎県や鹿児島県で広く飲まれている。 使用される麹はほとんどが米麹。 主産地は宮崎県と鹿児島県。 他の産地として、薩摩出身の流人であるが製法を持ち込んだ などが挙げられる。 鹿児島で生産される「 」は、世界貿易機関のTRIPS協定に基づく産地表示の保護指定を受けている。 現在では、を原料とした「焼き芋焼酎」も作られるようになった。 焼き芋に由来する甘い香りが特徴で、で知られる、宮崎県、鹿児島県などで製造されている。 市販の各種奄美黒糖焼酎 口当たりは比較的柔らかく、癖が少ない。 糖分は含まれないため、原料から想像されるほどのはないが、アルコールや由来の微量成分による甘味や甘い香りが感じられる銘柄もある。 主流は、白麹菌を使った米麹をで一次熟成し、黒糖液を加えて二次熟成した後、常圧蒸留したものである。 もともとアルコール度数30度のものが主流であったが、現在は25度のものが最もよく流通し、次いで30度のものとなっている。 鹿児島県のでは江戸時代から第二次世界大戦前まで、や黒糖酒(原料の蒸留酒)が製造されていた。 しかし戦中から戦後のにかけて、米不足で泡盛の原料に事欠く一方、黒砂糖は日本本土に移出できず余剰だったことから黒糖酒が多く作られるようになった。 1953年、に伴い日本の税法を適用するにあたり、黒糖酒は酒税法上「焼酎」として扱われず税率が高いことから、「焼酎」扱いを望む島民の要望もあり、取り扱いに関して議論がなされた。 当時のは振興策の一環として、使用を条件に、大島税務署の管轄区域(奄美群島)に限って黒糖原料の焼酎製造を特認した。 以後、黒糖焼酎は奄美群島でしか製造できない特産品となり、の「」となって現在に至っている。 現在、奄美群島では泡盛は製造されていない反面、黒糖焼酎は、、、、という広範囲で製造されている。 通達により、奄美群島以外で製造された物は、同様の製法、度数で作ってもの扱いとなっている。 においては、日本領土になった初期から栽培によって製糖業が盛んとなり、その過程で生じた副産物を発酵・蒸留した製法で、焼酎に類似する「糖酎」「泡酒」「蜜酒」と呼ばれた酒がに醸造されていた。 の島民により途絶えていたが、1989年(元年)になっての一環としての・・によってこれを扱う企業が設立され、その製法を模したが製造されている。 税法上はスピリッツの扱いとなっている。 詳細は「」を参照 そば焼酎 [ ] 味わいは麦焼酎より更に軽く、癖が少ない。 を主原料とする焼酎。 発祥は新しく、1973年、宮崎県の五ヶ瀬酒造(のちの)が、五ヶ瀬地方山間部の特産品であるソバを原料に取り上げ新たに開発した。 したがって、宮崎県北部において発祥した焼酎だと言える。 その後、1976年に同酒造会社が本格的に宮崎県外へも販路を広げてゆき 、これにより、そば焼酎はより広く知られるようになった。 結果、ソバの栽培が盛んな長野県や北海道でもそば焼酎の醸造が行われるようになり 、以後各地の焼酎メーカーで米や麦との混和タイプも含めて広く造られるようになった。 そば屋においてそばをゆでたで割ったそば焼酎を提供している事例も多く見られる。 ただし、を持つ人はアレルギー症状が出る可能性があるので注意を要する。 このそば焼酎に使用されるソバの品種は、主にである。 しかし、ソバだけを主原料として製造を行うのは比較的難しいため、しばしばなど他の焼酎の原料と混ぜた上で仕込みが行われ、製造が開始される。 したがって、そば焼酎とは言っても、例えば、主原料としてソバととが併用されている場合もあるのである。 それに対して、こそ使用しているものの、それ以外は全量をソバだけで製造しているそば焼酎も存在する。 なお、焼酎は全般にコメにを繁殖させた米麹が多く使用されており、これはそば焼酎においても例外ではない。 しかし、に麹菌を繁殖させたを使用したそば焼酎も見られる。 栗焼酎 [ ] 栗の香りとまろやかでほのかな甘みがあるのど越しが特徴。 の実を主原料とする焼酎。 1976年、宮崎県の佐藤焼酎製造場が地元産である栗を原料に用い栗焼酎を発売。 その後、やではを、またなど各地の栗名産地を中心に作られるようになった。 ジャガイモ焼酎 [ ] サツマイモで作る芋焼酎と比べ癖が少なく飲みやすいものから、独特の青臭い香りの強いものまである。 は原料となることからアルコール製造に利用でき、大正時代以降、北海道等で甲類焼酎の原料に利用され始めたが、乙類焼酎の製造に活用されたのは遥かに後年のことであった。 1979年4月に、の清里町焼酎醸造事業所が、日本で最初のジャガイモ焼酎・を製造販売した。 以後、北海道の多くの焼酎メーカーがジャガイモ焼酎に参入し、近年、北海道ではジャガイモ焼酎の生産が広く行われるようになっている。 また、でも特産品としてジャガイモ焼酎を製造している酒蔵がある。 トウモロコシ焼酎 [ ] ではとトウモロコシ麹を使用した焼酎を樽で熟成した本格焼酎を販売している。 泡盛 [ ] 詳細は「」を参照 粕取り焼酎とカストリ [ ] 粕取り焼酎 [ ] もろみ取り焼酎とは別の製法で、清酒かす(日本酒の酒粕)を蒸留して造られる「 粕取り焼酎」と呼ばれる焼酎がある。 粕取り焼酎は九州北部を中心に発達し、全国の清酒蔵で製造されている。 江戸時代の書『』に、「焼酒は新酒の粕を蒸籠で蒸留して取る」とあるように、清酒が醸造される地域で焼酎といえば粕取り焼酎のことであった。 新しくできた酒粕をそのまま蒸留する方法と、(もみがら)を混ぜて通気性を確保してから蒸留する方法があり、前者は吟醸粕取焼酎、後者を正調粕取焼酎と呼んで区別している。 貯蔵した酒粕を蒸留し早苗饗(さなぶり)という後のお祭りで飲んだことから、別名「早苗饗焼酎」とも呼ばれる。 蒸留した後の粕は田の肥料として使われていた。 後、と混同されたこと、独特の香りが時代の嗜好に合わなかったことなどから需要が低迷し、粕取り焼酎の製造から撤退する蔵が相次いだ。 また、かつては内を中心に粕取り焼酎専業の蔵も多くあったが、現在では米焼酎の製造を行うなど、専業蔵は消滅している。 しかし、昨今の焼酎ブームにより、日本酒製造メーカーが粕取り焼酎に再び進出するケースが増えている。 梅酒をつける際にベースとなるアルコールやの主原料としても使われた他、日本酒の仕上げ工程において中途で発酵を止め、防腐や辛口に仕上げる目的で用いられるとして使われる場合も多かった。 また、外傷の消毒薬としても用いられた。 カストリ [ ] 密造酒としてのカストリ酒を飲む人々(1947年撮影)。 ラベルなしの酒瓶にはアルコール度数を記した札が付くが、中身とその材料・製法は不明。 カストリ酒、 カストリとは、第二次世界大戦後の混乱期において出回った粗悪な密造焼酎に対する俗称である。 第二次世界大戦直後から食糧不足が深刻化し、酒造会社の多くも再建が進んでいなかったため酒類を製造する余裕などなかったが、庶民は気晴らしのため安価な酒を求めており、この需要に応える形で自然発生した。 主にサツマイモや麦を原料にしていたが、素人があり合わせの道具と不確かな知識で製造しており、焼酎とは呼べない粗悪なであった。 では、ラベルの無い不揃いの酒瓶に詰められた出所不明のアルコール飲料が取引され、ではアルコール度数が低い物ならば庶民でも手が届くような価格で提供されていた。 しかしサツマイモなどが使われていれば上等、アルコール度数が表記されていれば良心的な方で、中には原料や出所がまったく不明という得体の知れない物が多く出回っていた。 甚だしい例では、酒類に転用されないようににや死の危険があるを加えたを使った酒もあった。 変性アルコールは燃料・工業用であるため、公示価格が適用されず非課税で相対的に安価であり、の違いを利用して販売前に加熱・蒸留してエタノールを分離するというアイディアだった。 これらの工業用アルコールを水で薄めた酒は「メチール酒」「バクダン」などと呼ばれたが、庶民は安価な酒を求めていたため中毒事故が多発した。 これらの粗悪なアルコール飲料は、次第に「カストリ」と総称されるようになった ため、一般にも「カストリ=粗悪な蒸留酒」というイメージが定着した。 その影響で、決して粗悪でない本来の粕取り焼酎まで、誤解によってイメージダウンした時期がある。 1953年の論考によれば、1947年9月末時点の日本国内における密造酒生産量は50万2,000klと推定され、同時期の正規製造場移出数量34万3,000klを大幅に上回っていた。 密造酒の中で主流を占めていたのは焼酎であり、都市近郊で大規模な密造集落が形成されるにまで至った。 密造検挙件数は1945年の8,510件から、1946年は11,686件、1947年には16,968件と年々増え続けており、当時の密造酒の氾濫ぶりがうかがわれる。 宮崎県の焼酎産業は、太平洋戦争終戦後、密造1カ所の存在で大きな影響を受けた特異な例である。 宮崎市内の大島地区は戦時中に工業生産従事のため移住した沖縄・奄美諸島出身者が戦後も残留、生活の糧を得るため大規模な密造集落を形成し、一時は住民900戸中650戸が密造とその資材供給に従事していた。 大島製の密造焼酎(材料は宮崎県内で入手しやすい芋焼酎で、いわゆるカストリ一般よりも良質であったという)に押され、宮崎税務署管内で酒造業者の半分が休廃業に追い込まれたほどで、これに対し大規模な取締が1947-52年の間に15回も実施されている。 宮崎県においては、21世紀初頭に至るまで一般的な25度焼酎よりも度数が低い20度焼酎が広く普及しているが、これもが戦後の密造焼酎横行対策として、正規業者に税率を抑えた20度焼酎の製造を認めた結果であった。 派生した戦後混乱期を象徴する表現として、同時期、粗悪紙を用い扇情的な記事を満載して安直に売られたを指す「」という言葉も生まれた。 監督の映画『』など戦後の闇市を舞台とした文芸・映画作品等では、当時の世相を象徴するとしてカストリ酒が登場する。 本格焼酎 [ ] 「本格焼酎」とは [ ] (じょか)。 千代香によるでは芳醇な味わいが楽しめる 戦後の酒税法で「甲類・乙類」の分類呼称が定められたが、通常甲乙の称は等級や順位でも使われる表現であるため、ややもすれば「乙類」が「甲類」に劣ると誤解されかねなかった。 これを危惧した(当時の霧島酒造社長)が1957年に九州旧式焼酎協議会において「本格焼酎」という呼称を提唱、1971年(昭和46年)12月10日に「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則」(昭和28年大蔵第11号)が一部改正され「本格しようちゆう」と呼称・表記することが可能となった。 しかし、「本格焼酎」の呼称を用いる基準が必ずしも明確でなかったことから議論が生じ、その結果2002年11月1日に前述の省令の一部改正により基準が強化され、以下に掲げるアルコール含有物を蒸留したものでなければ本格焼酎と名乗ることはできなくなった。 なお、単に「焼酎乙類」「単式蒸留焼酎」と表示するのであれば材料は制約されない。 穀類又は いも類、 これらのこうじ及び水を原料として発酵させたもの• 穀類のこうじ及び水を原料として発酵させたもの• 清酒かす及び水を原料として発酵させたもの、 清酒かす、 米、 米こうじ及び水を原料として発酵させたもの又は 清酒かす• 砂糖(政令に掲げるものに限る)、 米こうじ及び水を原料として発酵させたもの( 黒糖焼酎)• 穀類又は いも類、 これらのこうじ、水及び 国税庁長官の指定する物品 を原料として発酵させたもの(その原料中国税庁長官の指定する物品の重量の合計が穀類及びいも類及びこれらのこうじの重量を超えないものに限る) 2018年現在、 国税庁長官の指定する物品としては次の49種類が列記されており、本格焼酎として実際の商品化が行われている例も存在している。 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 ()、 ()、、、、、、、、、 ()、、、、、、、、、、、、、 本格焼酎ブーム [ ] 日本では、2003年頃から焼酎乙類を対象とする「本格焼酎ブーム」が起き、同年には焼酎類全体の出荷量がの出荷量を約50年ぶりに上回り 、2004年には売上高もピークを迎えた。 ブームに伴って、本格焼酎を専門に扱うも登場している。 ブームの影響によって、材料や製法にこだわった焼酎も盛んに市場へと送り出された。 で本格焼酎は1. 8Lあたり1500円前後の商品が消費の中心であるが 、より美味しい焼酎を望むニーズと、作り手のこだわりによって高価格で本格志向の焼酎 も登場した。 しかし、少なからぬ弊害も生じた。 ブームのピーク時には芋焼酎の原料となるサツマイモが市場に不足する深刻な問題が起きたほか 、一部銘柄ではプレミアがつき、一本数万円などという値段が付けられるようになり 「」については偽物が出回る事件にまで発展した。 本格焼酎需要急上昇に伴い、各地で焼酎の生産設備拡充や休止酒造場の再開、新規参入などが図られた。 しかし2006年初頭からブームは沈静化、例えば福岡支店は2006年の売上が2年連続で下落したことから焼酎ブームは去ったと分析し、ブームの反動・縮小による焼酎業界への悪影響を懸念しており 、鹿児島支店が2008年2月に公表した、今回の焼酎ブームについてまとめたリポート では「今回のブームは終焉した」と指摘、「銘柄選別の時代に入った」と結論付けた。 このような状況であったが一方で麦などから芋などへの素材に対する嗜好の広がりが起こったことにより、帝国データバンク福岡支店によると、焼酎メーカー上位50社の2008年1 - 12月の売上高合計は前年比3. 日本国内での消費量 [ ] 2018年(平成30年)度の日本国内における焼酎の課税数量は次のとおりである。 比較として同年度の清酒課税数量も記載する。 分類 国産 輸入 kl 計 kl 連続式蒸留焼酎 330,275 40,928 371,203 単式蒸留焼酎 435,675 356 436,031 計 765,950 41,284 807,234 487,234 29 487,263 焼酎メーカー売上高ランキング [ ] の統計調査によると、2018年(平成30年)の焼酎売上高上位50社の売上高合計額は3,140億3,400万円で前年比2. 焼酎ブームの終息やブーム、健康志向の高まりによる低アルコール飲料の台頭、人口減少と少子高齢化などにより、焼酎業界は近年減収が相次いでいる。 首位の霧島酒造は「黒霧島」の爆発的ヒットで2012年(平成24年)に初めて首位になり2018年(平成30年)まで7年連続首位。 上位50社の社数では鹿児島県が21社で首位、売上高では宮崎県が904億400万円で首位であった。 なお本項では売上高上位20社までを記す。 このためはランキングから除外されている。 順位 社名 所在地 主要銘柄 売上高 (百万円) 1 宮崎県 黒霧島、白霧島、赤霧島、茜霧島 65,901 2 大分県 いいちこ、西の星 44,548 3 東京都 鍛高譚、博多の華、ビッグマン 40,131 4 宮崎県 日向木挽、雲海、いいとも 17,137 5 大分県 大分むぎ焼酎二階堂、吉四六 15,300 6 鹿児島県 海童、薩摩富士、隠し蔵 12,902 7 鹿児島県 さつま白波、黒白波、神の河 10,400 8 鹿児島県 薩摩一、薩州麦、わか松 7,370 9 鹿児島県 桜島、貴匠蔵、宝星 6,951 10 熊本県 白岳、白岳しろ 6,565 11 美峰酒造 群馬県 司、上州むぎ焼酎 5,366 12 三重県 キンミヤ焼酎 5,299 13 鹿児島県 伊佐錦、黒伊佐錦 4,930 14 福岡県 めちゃうま、ばっかい、ごりょんさん 4,307 15 鹿児島県 さつま小鶴、小鶴くろ 3,935 16 宮崎県 ひむかのくろうま、天孫降臨、天照 3,733 17 長島研醸 鹿児島県 さつま島美人 3,082 18 鹿児島県 おやっとさあ、ハイカラさんの焼酎 2,700 18 鹿児島県 三岳 2,700 20 北海道 サッポロソフト、喜多里 2,592 日本国外での消費 [ ] 海外ではカクテルの材料とされることが多く、輸出額は2018年で15億円。 蒸留酒の国際「インターナショナル・&スピリッツ・コンペティション」(IWSC)には焼酎部門があり、蒸留酒についての教育機関WSETでも焼酎についての講義が行われている。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• やスピリッツなどの蒸留酒の酒税が焼酎より高く設定されていた当時の税体系はであるとする生産国によるへの提訴において日本が(1987年)したため、日本は導入(1989年4月)と同時に酒税改訂を行った。 しかし措置が不十分であるとする洋酒生産国によるへ同様の提訴により再度日本が敗訴(1996年)したため、日本は段階的(1997年-2000年)に焼酎の酒税を引き上げた。 参考文献: WANDS. 日本語. ウォンズ パブリシング リミテッド. 2008年7月8日閲覧。 、 Shibatani Tomohiro. 本格焼酎の楽しみ. 2008年7月8日閲覧。。 例として、、、、 などがある。 宮崎県の「」など。 宮崎県の都城酒造「ホワイトリカー 2 」(商品名と税法上の表記が同じ)、淵田酒造所「ホワイトリカーフチダ」など。 の「」などがあった。 一例として、後述の「国税庁長官の指定する物品」に含まれていないを用いた乙種焼酎は、とで作られている2銘柄が知られるが、両者とも「本格焼酎」とは名乗っていない。 一例として、 などがある。 出典 [ ]• 『酒類・清涼飲料業界』斎藤隆、、1990年、第14刷(1996年)、36ページ。 2008年6月26日閲覧。 2008年6月26日閲覧。 [[国立国会図書館 ]] 1953年(昭和28年)2月17日. 会議録. 2008年7月1日閲覧。 旅行記. 2007年1月21日閲覧。 焼酎と食のアンサンブル~九州・沖縄~ 第一回. 2011年11月24日時点の [ ]よりアーカイブ。 2008年4月10日閲覧。 附属図書館. 2011年11月24日時点の [ ]よりアーカイブ。 2009年6月26日閲覧。 『西欧人の日本発見 -ザビエル来日前日本情報の研究-』、1989年、65,74。 236-241• What's甲類焼酎. 2005年3月9日時点の [ ]よりアーカイブ。 2008年4月10日閲覧。 2006年6月16日. 2008年4月10日閲覧。 Okinawa times• 伊藤清「」『日本醸造協会誌』2000年 95巻 9号 p. 635-640, :• 河内菌本舗• かごしまノート. 2011年11月24日時点の [ ]よりアーカイブ。 2008年4月10日閲覧。 ; ( 2006年10月刊) 2006年. 富士グローバルネットワーク. 2008年12月7日閲覧。 本格焼酎と泡盛って何?. 2008年4月10日閲覧。 2007年8月8日時点のよりアーカイブ。 2018年6月5日閲覧。 Shibatani Tomohiro. 本格焼酎の楽しみ. 2008年2月19日閲覧。 (2010年2月14日閲覧)• <特集>値上げで市場はどう変わる. 2008年6月26日閲覧。 [ ]• 日経BP セカンドステージ. 大人のこだわり. 2008年1月24日時点の [ ]よりアーカイブ。 2008年4月11日閲覧。 『月刊 財界九州』2006年2月号. 財界九州社. 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焼酎

ごま 焼酎

胡麻焼酎とは、胡麻を原材料の一部に用いた焼酎のことを指します。 とはいえ、全てが胡麻で出来ているわけではありません。 胡麻焼酎のトップブランドである紅乙女酒造の製法を例にとると、最初に米を発酵させ、次に麦などを加えて仕込みを重ね、最後に焙煎した胡麻を加え、できた醪を蒸留させたものが胡麻焼酎になります。 後から胡麻を加えることで焼酎に香りを付けるんですね。 紅乙女酒造は、この製造方法で特許を取ったことでも知られています。 こうした過程を経ることで、大変香りの豊かな胡麻焼酎が出来上がります。 そのままストレートでも、氷を入れてオンザロックでも、胡麻の香ばしさを味わうことができる胡麻焼酎。 蒸留酒なので糖質は入っておらずカロリーも控えめなので、健康に気を遣っている人にもおすすめですよ。 まずはじめにご紹介するのは、日本で最初に胡麻焼酎を作った紅乙女酒造による商品です。 樽熟成を行なって丁寧に仕上げた琥珀色が美しいこちら。 月読の雫という名前は、紅乙女酒造のある福岡県久留米市の月読神社から取られています。 樽に入れて長期貯蔵をしているので、胡麻と樽の香りが重なり合って、普通の胡麻焼酎に比べると口当たりがまろやかなのも特徴的です。 洋酒のような趣きもあるため、サイダーで割ってハイボールにしても楽しめますよ。 焼酎や洋酒に慣れている人におすすめの胡麻焼酎でしょう。 ブランド 紅乙女酒造 胡麻の種類 白胡麻 麹の種類 白麹 蒸留方法 減圧蒸留 アルコール度数 25度 貯蔵・熟成 フレンチオーク樽熟成・長期貯蔵 ずっと胡麻焼酎を作ってきた紅乙女酒造が、黒胡麻を使って製造手法から見直しつつ造ったのがこちら、6位でご紹介する紅乙女・黒ごま祥酎です。 こちらは減圧蒸留で蒸留していますが、黒胡麻の風味をより生かすため、通常よりも蒸留の際の温度を高めて製造を行なっています。 紅乙女酒造の胡麻焼酎の多くに白麹が使われていますが、こちらは黒胡麻に黒麹を使用し、重厚でキレのある独特の味わいに仕上げています。 黒胡麻を原材料の20%以上使っているので、香りもしっかりと感じられますよ。 お湯割りにするとその香りが引き立つので、よりしっかりと香りを楽しみたい方はお湯割りがおすすめです。 ブランド 紅乙女酒造 胡麻の種類 黒胡麻 麹の種類 黒麹 蒸留方法 減圧蒸留 アルコール度数 25度 貯蔵・熟成 - お値段は張りますが、胡麻焼酎そのものの味わいを存分に楽しめるため、ぜひ選んでいただきたいのが、続いてご紹介する紅乙女ゴールドです。 こちらはモンドセレクションでは最高金賞、福岡県酒類鑑評会では2013年と2015年の2度も金賞を受賞するなどのように数々の賞を受賞しており、海外のホテルでも取り扱われているほど品質の確かな一品です。 7~8年という熟成期間を経て仕上げられているので口当たりはまろやかで、口に含むと胡麻の上品で爽やかな香りが鼻を抜けていきます。 まさしく、名実ともにゴールドという名前ににふさわしい味わいです。 箱に入っていてボトルデザインも美しいので、贈り物としてもおすすめできますよ。 ブランド 紅乙女酒造 胡麻の種類 白胡麻 麹の種類 白麹 蒸留方法 減圧蒸留 アルコール度数 38度 貯蔵・熟成 長期貯蔵(7~8年) 八代不知火蔵は、日本で初めて黒胡麻で焼酎を造った熊本の蔵です。 その八代不知火蔵が、本物の黒胡麻の味がするよう徹底的にこだわって造ったのが、こちらの黒胡宝。 黒胡麻にもこだわっていて、日本の胡麻自給率が0. 1%にも満たない中、大変めずらしい国産の黒胡麻も使っています。 黒胡麻を使い、常圧で蒸留しているためコクや香りがしっかり感じられる一方で、口当たりはさっぱりとしています。 味がしっかりしているので、ストレートやロック、お湯割りで飲むのがおすすめ。 素材の味を楽しむとはこういうことか、と納得できる味わいになっていますよ。 ブランド 八代不知火蔵 胡麻の種類 黒胡麻 麹の種類 白麹 蒸留方法 常圧蒸留 アルコール度数 25度 貯蔵・熟成 胡麻焼酎で最も有名なのが、胡麻祥酎・紅乙女でしょう。 蔵の名前をそのまま冠している通り、紅乙女酒造の代表的な胡麻焼酎です。 実は紅乙女酒造の焼酎の名前には、「祥」酎という漢字が使われています。 胡麻焼酎ではなく、胡麻「祥」酎なのです。 「祥」という漢字には、「めでたいこと・喜ぶべきこと」という意味があります。 これは紅乙女酒造の創業者・林田春野が、当時安い酒として知られていた焼酎をやけになって飲むのではなく、めでたいことや嬉しいことがあった時に飲んでほしいと願ったことから付けられたものです。 口に含むとほのかに胡麻の香りと甘さが広がるこちら。 飲み口はすっきりしていてクセもないので、誰にでも飲みやすくなっていますよ。 胡麻「祥」酎の名前に込められた願いに思いを巡らせながら皆で飲むのも、また贈り物にするのも最高の焼酎です。 ブランド 紅乙女酒造 胡麻の種類 白胡麻 麹の種類 白麹 蒸留方法 減圧蒸留 アルコール度数 25度 貯蔵・熟成 - 胡麻焼酎が初めて登場したのは1978年。 現在でも胡麻焼酎のトップブランドである紅乙女酒造の創業者、林田春野という女性によって作られました。 彼女はもともと若竹屋酒造場という300年続く日本酒の蔵元に嫁いできたのですが、酒造主である彼女の夫が病にふせってしまい、1人で切り盛りしなければならない状況に陥ります。 この時代は洋酒など海外の酒の輸入が自由化され、焼酎や日本酒などの製造元は苦境に立たされており、特に焼酎は「安酒」との扱いを受けていました。 その状況を何とかしようと彼女は焼酎づくりに着手するようになり、「香水のような上品な香りを持つ焼酎を作りたい」との考えから研究を重ね、胡麻油を使うことで臭みが消えることを発見します。 そうして生まれたのが胡麻焼酎でした。 林田の考えた焼酎の製造方法で紅乙女酒造は特許を取り、その方法は現在でも使われ続けています。 私たちがクオリティの高い胡麻焼酎を楽しめるのは、このような先人の努力があったからなんですね。

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【楽天市場】紅乙女酒造 紅乙女 乙類25° ごま焼酎 祥103 720ml

ごま 焼酎

出典:紅乙女酒造サイト 「紅乙女」は、女性の発想から生まれた、女性にも人気のごま焼酎。 その生みの親である故・林田春野氏が、福岡県久留米市で元禄12年(1699年)から続く地酒の蔵元、若竹屋酒造場に嫁いだのは、昭和5年(1930年)のことでした。 戦中から戦後にかけて、四人の子どもを育てながら蔵元の経営を支えてきた彼女でしたが、やがて洋酒ブームに押されて日本酒の売上は減少。 他の蔵元と同様、若竹屋も経営不振に直面します。 夫が病に倒れるなか、春野氏は蔵元の再起を図るべく、「ウイスキーやブランデーに負けない日本の蒸留酒を造ろう」と焼酎造りに挑戦します。 そこで、昭和53年(1978年)、春野氏は65歳にして焼酎造りの別会社を立ち上げました。 これが紅乙女酒造の創業です。 春野氏がめざしたのは、香水のような上品な香りをもつ焼酎。 さまざまな材料で試行錯誤を繰り返すなか、たどりついたのが、ごま焼酎でした。 口にすると福がやってくる口福祥酎「胡麻祥酎 紅乙女」と名づけた背景には、「焼酎を祝いの席でも飲んでもらえる高級なお酒にしたい」という、女性創業者の並々ならぬ想いがあったのです。 「紅乙女」がこだわる長期熟成 出典:紅乙女酒造サイト 「紅乙女」の魅力は、ごま焼酎ならではの上品なごまの風味。 とはいえ、ごまは油の材料にもなるように、油分が強いため焼酎造りには向かないとされてきました。 そんな既成概念を覆したのが、紅乙女がこだわりをもつ長期熟成。 ホーロータンクや樫樽のなかでじっくり熟成させることで、ごまの風味を活かしながらも、飲みやすい味わいに仕上がっています。 この製法を発見したのは、じつは偶然からだといいます。 上品な香りを求めて思案を重ねるなか、麦焼酎にゴマ油を数滴たらしてみると、すばらしい風味が生まれました。 しかし、残念ながら味が濃くて飲みづらく、諦めてタンクに入れたまま忘れてしまいました。 しばらく経ってから、放置されていたままの焼酎を飲んでみると、酒の質が変化して、驚くほどおいしくなっていたのです。 「胡麻祥酎 紅乙女」誕生のきっかけになった瞬間です。 2014年には九州を走る豪華列車「クルーズトレイン ななつ星in九州」の車内ドリンクとして採用されるほどに成長。 幸福を呼ぶ酒を造るという春野氏の信念は、みごとに花開いたのです。 「紅乙女」の耳納(みのう)蒸留所限定酒とは? 出典:紅乙女酒造サイト 「紅乙女」は、現在、福岡県久留米市にある耳納(みのう)蒸溜所で造られています。 この蒸溜所を訪れると、新旧2つの蒸溜器を見ることができます。 ひとつは、ごま焼酎造り用に特別に調整された蒸溜器。 もうひとつが、創業者である林田春野氏が「洋酒に負けない蒸溜酒を造る」べく、フランスから輸入した「アランビック蒸溜器」です。 アランビック蒸溜器は、コニャックやブランデーの製造にも使用される伝統的な形状で、国内では非常に珍しいもの。 この蒸溜器は、現在も創業者の精神を表す貴重な資料として、耳納蒸留所に保存されています。 それも展示用だけでなく、製造に耐えられる状態で維持されており、なんとこの蒸溜器で造った胡麻祥酎が、耳納蒸留所のショップ限定品として販売されています。 口にすると、荒削りな原酒のフレッシュ感や黒ごまの香ばしい香りそしてピリッとした刺激が、創業者の情熱とともに口のなかに広がります。 「紅乙女」は偶然から生まれた胡麻祥酎ですが、偶然に頼らない真剣な改良が加えられ、近年でも香りと口当たりが特徴的な「胡麻祥酎 紅乙女 祥(しょう)」といった新商品が生まれています。 紅乙女は今も、創業者の熱い熱意とともに歩み続けているのです。 製造元:株式会社紅乙女酒造• おすすめ情報• 関連情報.

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