リスト ハンガリー狂詩曲 6番。 演奏至難の難易度!リスト「ハンガリー狂詩曲第6番」の弾き方!

ハンガリー狂詩曲6番の難易度ってどのくらいですか?

リスト ハンガリー狂詩曲 6番

堂々と華麗に演奏される。 聴きなれた編曲版だからかもしれないが、やっぱ〜 この演奏でなければ、リストとは言わないって感じである。 (ちょっとオーバーかな)カップリングされている曲は下記のとおり。 (2枚組) カラヤン リスト管弦楽作品集 2枚組BOX CD 1枚目 1 メフィスト・ワルツ 2 交響詩「前奏曲」 3 ハンガリー民謡による幻想曲 4 ハンガリー狂詩曲第5番 CD 2枚目 5 交響詩「マゼッパ」 6 ハンガリー狂詩曲第2番 7 交響詩「タッソー 嘆きと勝利」 8 ハンガリー狂詩曲第4番 このカラヤン盤は、2枚組BOXでリストの交響詩とハンガリー狂詩曲が3曲収められている。 2番、4番、5番と表記されているが〜 ちょっとヤヤコシイ。 聴いたら、あれっ。 違うやん。 曲が違っているぞ。 というワケである。 で、この理由なのだが、ドップラーがピアノ曲を編曲した際、全曲を管弦楽版に編曲してくれたらよかったのだが〜 実は、6曲だけしか編曲しなかった。 で、番号が違ってしまったというわけ。 それプラス、CDの表記が、2番と4番とテレコになっているモノもあり、余計に混乱しているのだ。 で、編曲も3種類あるらしい。 で、2番は、CD2枚目の最後8曲目に入っている4番と表記されていたモノだった。 (あ〜 テレコ状態になっていた) そして、編曲は、ミューラー=ベルクハウス編曲版である。 ショルティ盤は、ドップラーの編曲だったが、まったく曲の雰囲気が異なっていた。 カラヤン盤は、さすがに派手に鳴っている。 そうそう、これこれっ これがハンガリー狂詩曲だよ。 と、ワタシの頭のなかで、子どもの時に聴いた イメージが甦ってきた。 冒頭、いきなり、主題登場。 「れぇ〜 れどれどぉ〜 れふぁみ れぇ〜 れどれどぉ〜」 「しらど しらぁ〜 らぁ〜 しらどしらぁ〜」 で、この後にコントラバスの太い声が入ってくる。 再度、「らら れっ れぇ〜 どれみ ふぁそふぁみ れ〜っれ どれ〜」 「っみ ふぁっふぁ〜 みふぁそ らみらそふぁ〜」 明るい基調のフレーズで、粘りがあって〜 金管の輝かしさがあり、木管の巧妙な吹き方が耳に入ってくる。 まっ この曲のイメージが、リストっ なんですよね。 ワタシにとって。 余裕綽々というか、嫌みなほど手慣れた感じを受けてしまうのと、やっぱゴージャス。 で、調も違うので、単純に比較はできないが、どっちかといえば全体的に渋くて暗いショルティ盤より、コントラバスのゴツイ響きと、ムチのように、バチっと鳴る音が入って 、金管のシャンっと切れた音、ジャズのようなクラリネットが満載のカラヤン盤が好きである。 (やっぱり、子どもの時に聴いた曲、聴いたCDの印象って、すごく強く残るのだ) ワタシがフレンチカンカン風フレーズだと感じちゃう舞踏風のフレーズは、金管の派手めの鳴り方に、う〜 鮮やかっ。 鮮やかすぎる〜っと、やっぱりやられてしまった。 巧いんだよなあ。 半音滑るように、ちょぴり擦れた声を出しながら、タラン タラン タランっと落ちていく。 やっぱ印象的なのは、タメと明るいぶっ放し効果のある金管でしょうか。 そして、軽やかさと粘り、輝きのある金管と渋いコントラバス。 軽妙な木管。 こんな平明で楽しい楽曲が、すごくバランス良く、お楽しみパッケージになって詰まっている。 とっても、平凡なコメントしか書けず、恥ずかしい限りなのだが、聴きなれて、刷り込み済になってしまっており、ちょっと、客観的には聴けない状態で〜 ホント、すみません。 ごめんなさい。 しかし、改めて、ピアノ版を聴いてみたくなりました。 で、今、CD棚から、ピアノ版の全集をゴソゴソと探しています。 バーンスタイン ニューヨーク・フィル 1963年 Leonard Bernstein New York Philharmonic 録音状態はあまり良くない。 独特のタメ感があって、大袈裟な楽曲が二乗になって飛び出してくる面白さがある。 華麗に変貌をとげるところが、やっぱ凄い。 カップリング:. 交響詩「前奏曲」、ハンガリー狂詩曲第1番、2番、 メフィスト・ワルツ第1番 ハンガリー狂詩曲第1番 冒頭、低弦のゴリゴリした音で出てくる。 「れれっ みっふぁ〜 れれっ みふぁ〜 れれっ みふぁ〜」 「そぉ〜ら しど〜れ〜みれっど しぃ〜 らぁ〜 そぉ〜」 「れ〜 みふぁっそ〜 らぁ〜 しらそぉ〜 ふぁ〜 みぃ〜 れぇ〜」 この冒頭の出だしのフレーズ、ダダン ダン ダぁー の執拗な繰り返しが、とても印象的だ。 ホントに、ずーっと、シツコク出てくる。 間合いをおいて、「らぁ〜どしら そぉ〜ふぁみら〜 し〜 ら〜 そぉ〜」 トランペットを入れて、「そ しらそ ふぁ〜みれ そ らぁ し っれれ〜みみっ〜 ふぁぁ〜」 で、再度、低弦を入れて雰囲気を変えて、するする〜っとスピードをあげて、華麗に変身。 「そぉ〜らしど〜れ みれっど し ら そ」 いっきに祝祭的フレーズに変えてしまう。 この変身ぶりが、すごいっ。 「そ〜 しらそ ふぁ みれそ らぁ〜 し〜 らぁ〜」 同じフレーズでありながら、楽器を変えると、こんなに変わるのぉ〜って感じの曲なのだ。 この曲が元ピアノってことなのだが、これをピアノではなく、管弦楽曲に編成した時の、実験作品のようだ。 ハープも巧く使っているし・・・。 ほんと、リストはハープが好きだ。 場面展開したいときに、ちゃっかり使っているように思う。 確かに雰囲気が変わるもんね。 トランペットの短いフレーズを入れたりして、う〜ん。 これも巧い。 会話のなかで、よく使われるような、「ところで〜」「話は変わるけどぉ〜」「あのさぁ〜」って感じのフレーズなんかじゃない。 「ぺぺっ」と入れてくる、ほんの、2つか3つの音で変わるのだ。 まっ ワタシの持っているバーンスタイン盤は、録音状態が芳しくないのでお薦めしないが、やっぱ濃い。 中間部の「どどっどっ しれ どっれどっ ふぁふぁふぁっ そらっ そら そっ」というフレーズは可愛いし、 クラリネットの軽妙な吹き方とかは、ハイ、印象に残ります。 「ふぁ〜 みっみっみっ みれどし らしどら しらしど れどれみ みふぁそふぁ みれどし・・・」 というフレーズも、ぽぁ〜ん。 と響く、ハープの音が、なんとも間抜けているようだが、優しいし。 古い録音だけど、古いっていうだけでは、はずせないかも。 聴きどころは多いかな。 ハンガリー狂詩曲第2番 「れぇ〜 れどれどぉ〜 れふぁみ れぇ〜 れどれどぉ〜」 という、冒頭が超有名な曲。 でも、何故か、CDの少ない曲でもある。 21世紀になると、もはや、くさくて聴けないってワケじゃーないだろうに流行らない。 やっぱりガツガツした肉食系は、もう流行らないんでしょうかねえ。 ちょっと悲しい。 バーンスタイン盤は、メチャゆったりとしたフレージングで、う〜ん。 匂い立つ感じがするが、これが、また嬉しい演奏でもあるんだよねえ。 クラリネットの演奏も、う〜ん 泣かせるぜっ という感じでジャズっぽく演奏されているし、巧い。 「み〜 どれ みそふぁみ れどれみ ふぁらそふぁ み〜どれみそふぁみ れっれみ ふぁらそふぁ〜」 というフレーズは、初めは、細かく切っているが、間に残音がしっかり詰まっていて、ロマの使っている独特の楽器、チェンバロンだっけ。 いや、改めてウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、ツィンバロム(cimbalom)というらしい。 あの余韻のように聞こえてくる。 音が切れているって感じではなく、「ん タタ たらら〜 たらら〜」の音と音のなかに、もう1個音があるように聞こえるんだけどなあ。 これは不思議。 この楽器を使っているのかしらん。 テンポゆったりのところと、かけあがるところの速さの違いもあるけど、重い重い、超スローのところと、軽やかに弾むところの落差の大きさ。 で、なんとも言えないニュアンスが出てくる。 「ん ぱぁ〜ん」という弾み方と、「パパパパパ・・・」と走っていくところ。 変わり身の軽妙さかな。 やっぱ、タメ感があったほうが、もちろん差が大きくつくが、あまりに大袈裟だとついていけないんだが〜 まっ フレンチカンカン風のところに入ってくると、超快速で〜 はぁ あっけにとられて・・・ どひゃーん。 メチャクチャ速いやん。 って思っていると、エナジーが切れたみたいで、コトンっとテンポが落ちてしまうし。 息耐えたか。 と思うと、また復活して、メチャ快速で・・・ ハイ、やっぱ、この楽曲は、めまぐるしく変化しますし、とっても、とっても大袈裟な楽曲でした。 (笑) バーンスタインとリストの楽曲では、かなり濃厚で、濃厚の二乗になるんですけど〜でも相性は抜群。 ここまでやってくれると面白い。 マーラーの交響曲のCDはあるんだけど、リストは、あまり収録してないんですよねえ。 ボストン響とのファウスト交響曲ぐらいみたいで〜 えっ。 なんでぇ〜 ちょっとがっかり。 ショルティ シカゴ交響楽団 1993年 Georg Solti Chicago Symphony Orchestra 録音状態は良い。 ショルティの最晩年のライブ盤。 ちょっと重め。 ドップラー編曲版 カップリング: リスト 「メフィスト・ワルツ」「ハンガリー狂詩曲第2番」、バルトーク「5つのハンガリー・スケッチ」「ルーマニア民俗舞曲」、コダーイ「ハーリ・ヤーノシュ」、ヴェイネル「チョンゴルと悪魔 序奏とスケルツォ」 リストが作曲した「ハンガリー狂詩曲」は、全部で19曲あるが、最初の1番〜15番までがリストの最盛期に作曲され、16番〜19番までの4曲は、晩年に書かれたものなので作風が違う。 で、一般的に、ハンガリー狂詩曲って言えば、ほとんど15曲が取り上げられることが多い。 そして、原曲はピアノ用なのだが、管弦楽版もある。 ここでご紹介するのは、管弦楽曲版のほうである。 で、当然、ピアノからオケ用に編曲されているのだが、これも2種類あり、F・ドップラー編曲版と、ミューラー=ベルクハウス編曲版がある。 ハンガリー狂詩曲第2番(ピアノ版2番) まっ そんな版や番号のことは、また後日整理するとして、この2番、聴いたら直ぐに解る。 短いトランペットの印象的なフレーズが冒頭に出てくる。 「みっみぃ〜 みれぇ〜 れみそふぁみぃ〜 みれぇ〜 どしれ どしぃ〜」 「しっしぃ〜 しどし れどしぃ〜」 「しし みっみぃ〜 れみふぁ そっそふぁ みっみ〜れみ〜」 「ふぁっ そぉ〜 ふぁっそそら しっしら そっそふぁそ〜」 「しっし みっみぃ〜 れみふぁ そっそふぁ みっみれ み〜 そっしっ し〜 ふぁ〜」 まっ 生命線は、印象的な冒頭とのフレーズですかねえ。 で、ショルティ盤は、すごい低いコントラバスの響きがすごくて、渋いっ。 フレージングについても、泥臭いわけでもなく、コテコテの演歌調でもなく、品良くまとまっている。 抑えているようで、よく言えば大人のビター味だ。 う〜ん。 それに編曲が違うからかなあ。 このショルティ盤は、地味なドップラー編曲版。 カラヤン盤の方は、ミューラー=ベルクハウス編曲版で演奏されている。 う〜ん。 やっぱ、カラヤン盤のほうが、ぐぐ〜っとタメてて、こっちの編曲の方が派手です。 ショルティ盤は、編曲の違いのためか、ぐぐっと来るパワーが欠けて、音質が、調によるためか随分と暗め。 おとなしいと言えば、おとなしい、渋くて硬い印象を受ける。 どうしても、派手な編曲の方が、ワタシの耳に馴染んでしまっているので、アクのない、癖のない、リストらしくないようなイメージを受けてしまった。 それにして、ヴァイオリンの音色も、さほど強い弾き方でもないし、う〜ん。 訴えてくるインパクトが弱い。 最初は、テンポも普通より、もしかしたら遅めかもしれないし、さほど粘っこくもなく。 意外だな〜って思った。 だって、オクニモノだし、こりゃ〜熱い 、臭い、ロマ風の演奏だろうと思っていたのである。 それが、少し拍子抜け。 このショルティ盤は、やっぱ〜低音でしょうねえ。 ホント、コントラバスがうねる。 クラリネットのグリッサンドのような吹き方、ロマ(ジプシー)の香りは、滑るような木管のフレーズが、主体となった楽曲だが、もちろん、ホルンや木管の二重奏のような、儚げで憂いのあるフレーズも印象的 だが、 繰り返しのなかで、じわじわ〜っと、炭が、いこってくるように熱くなるはずが〜 意外と、コントラバスの低い呻き声が下支えになっているものの、粘りの少ない、臭さの控えめな演奏となっている。 楽曲自体は、ハイ、お祭で滑って滑って〜 舞台の上で跳ねる。 フルートと弦で、スキップするように、段々とテンポをあげていくが、「れみふぁそ らどしら みっみふぁ そしらそ・・・ しっしど れふぁみれ 」 「そっそら しれどし どみれど しっしど れふぁみれっ・・・」と、奏でられるフレーズへと変わり、冒頭のフレーズが、しっかり繰り返されていく。 滑るフルートのフレーズ、飛び跳ねるような扇動的なフレーズ、そして、ヴァイオリンのソロが入っていて、なかなかに個人のテク、ご披露〜という場面も 用意されているのに、パフォーマンスが、期待するほどではなかった。 (う〜ん。 これは、やっぱりカラヤン盤ば、刷り込まれたためかも。 ) 細かい舞踏風フレーズが出てくると、すっかり、お祭騒ぎっぽく鳴ってくる。 野外の民族舞踏、または、舞台上でのフレンチ・カンカンっぽい。 「タラン たぁ〜た タラララ ララララ タラン たぁ〜た タラララ ララララ・・・」と、ピッコロの飛び跳ねた響きが気持ちよく響き渡る。 もっと詳しく、何度も聴かないといけないのだが〜 跳ねているところは、「みっそ どぉ〜し らそふぁみ れどしら」「みっそ どぉ〜し らそふぁみ」 あとは、ブンチャ ブンチャ・・・鳴ってくるのだ。 この音楽になると、運動会を思い出しますねえ。 運動場で、紅白の玉入れ競争開始って、言われているみたいで、パブロフの犬のように、カラダが動きそうになっちゃいます。 総体的には、弦のフレーズに、さほどタメもなく泥臭くないし、もっと、熱情的でぐいぐい押してくるのかと思ったのだが、意外と、そうでもない。 木管の響きも、フレーズのまわしかたも良いのだが、幾分、期待していたほどには派手に鳴らず。 馬鹿騒ぎ的な楽曲だが、いやいや、ショルティ盤は、ホント渋いです。 ショルティさんも、そろそろ最晩年、なんたって、93年の録音である。 おじいちゃんに、すっかり、なってるからかなあ。 テンポは、若干遅めなのかも。 木管のフレーズは可愛いし、ピッコロが印象に残るものの、重さ、厚みが勝った演奏で、音質が硬めでゴツゴツしてて、くぐもっている感じもする。 それにしても、編曲で、随分とイメージが異なるものだと、改めて思い知った次第です。 Copyright c mamama All rights reserved.

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ハンガリー狂詩曲 S.244/Ungarische rhapsodie S.244

リスト ハンガリー狂詩曲 6番

マーキュリー・リヴィング・プレゼンス50 バイロン・ジャニス/リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番 第3楽章でトライアングルが効果的に用いられるために「トライアングル協奏曲」とも呼ばれる第1番。 緻密で抒情的な、交響詩のような作風を示す第2番。 全曲が切れ目なしに演奏されるリストのピアノ協奏曲2曲に、同作曲家の独奏曲や、シューマン、ファリャ、そして20世紀アメリカの作曲家デイヴィッド・ギオンのピアノ曲を収録した一枚です。 アメリカのピアニスト、ジャニスのパワーのある卓越したテクニックによる演奏でお楽しみください。 (Universal Music) 【収録情報】 1. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S. 124 2. リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 S. 125 3. リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S. 244-6 4. リスト:忘れられたワルツ第1番嬰へ長調 S. 215-1 5. シューマン:ロマンス 嬰へ長調 op. 28-2 6. シューマン:ノヴェレッテ第1番へ長調 op. 21-1 7. ファリャ:粉屋の踊り(『三角帽子』から) 8. リスト:ペトラルカのソネット第104番 S. 161-5 9. ギオン:ハーモニカ・プレーヤー (ピアノ) (1) (2) (指揮:1) (指揮:2) 録音時期:1961年10月(3,4,8)、1962年6月(1,2,5,6,7,9) 録音場所:ニューヨーク(3,4,8)、モスクワ(1,2,5,6,7,9) 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) ルビジウム・クロック・カッティング.

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ハンガリー狂詩曲第1番〜第9番 ピサロ : リスト(1811

リスト ハンガリー狂詩曲 6番

リストの「ハンガリー狂詩曲」は、ピアニストのレパートリーに欠かせない重要なコンサート・ピースです。 第2番嬰ハ短調、第6番変ニ長調、第12番嬰ハ短調は、特に人気が高く演奏機会の多い作品です。 今回ご紹介する第6番は、最も短く明るい曲想なのでとりわけステージに出しやすい作品だと思います。 リストはハンガリー出身の芸術家として知られていますが、彼が人生の大半を過ごしたのはフランスとドイツでした。 フランス語を巧みに操っていたと言われ、反対にハンガリー語は全く喋れなかったといわれています。 しかし、ある程度直感的に捉え、厳密には本物と異なっている可能性を残していることが、かえって曲のわかりやすさにつながり、多くの人に愛されている理由なのかもしれません。 事実、民謡の研究を本格的に行ったB. バルトークの作品も素晴らしく、よりハンガリー的ですが、リストほどの人気があるとは言えません。 全音の難易度表では、ハンガリー狂詩曲の第2番がF(上級上)となっていますので、この第6番もFと考えて良いと思います。 ですが、弾き方によってFよりもさらに高難度になり得る作品です。 弾き方のコツ このように比較的単純な音楽的構造を持った作品の場合、アーティキュレーションと音量、テンポの対比を明確に表現することで演奏効果が高まります。 アルペジオは、すべての音がマルカートに聴こえるように強いタッチで弾きましょう。 この箇所のクレッシェンドからピアノになる対比も重要ですね。 ピアノになった箇所のアルペジオは、シャボン玉が弾けたような軽いイメージを持ちましょう。 クレッシェンド部分の三度はそれほど困難ではありませんが、ポジションの移動を細かくしなければ少しずつ力が入ってしまいやすい部分です。 このような細かいパッセージはつい走ってしまいがちで難しい部分です。 (個人的にはとても苦手です) ほとんどすべての音が黒鍵になりますね。 例えば4つで1つや、8つで1つなどとグループ化して弾けば楽にはなるのですが、より音を鮮明に弾くためにすべての音を輝かせて弾きましょう。 テンポはもちろん速いですが、指一本一本の速度も高めて、鋭い音で弾き進めていきましょう。 練習は、遅いテンポでポジションのチェックと、鍵盤と指のコンタクトをよく感じ取ることに集中しましょう。 とても活力に満ちた部分です。 senza Ped. と書かれているのは、どの音もぼやけて欲しくないからです。 和声を聴くというよりは、連続した和音が生み出す質感を感じ取るようにすると良いと思います。 とても打楽器的な音色だと思うのです。 フォルテの部分はペダルの指示がありますが、ペダルをあげる箇所も指定されています。 ここであげていなければ、次のスービト・ピアノが不可能になってしまうので注意しましょう。 10度が完璧に弾けない場合は必ずOssiaを選択しましょう。 この部分は響きが大切なので、10度を弾くことそのものが目的になってはいけません。 このような典型的なヴィルトゥオーゾ・ピースの場合、技術的に難しくない箇所がいい加減な扱いになるケースが多いように思います。Andante quasi improvisato と書かれているのが曲者です。 さらにフェルマータも散見されます。 いくらか自由が許されているとはいえ、練習の初期段階ではメトロノームに正確に合わせて練習しましょう。 リストが頻繁に用いる形の一つです。 高い音は右手、低い音は左手で弾いてしまえばとても簡単です。 簡単ですが、耳が追いつく限界の速度を超えないように耳を澄まして練習しましょう。 単純な伴奏と、軽快なメロディーによる曲を締めくくる部分です。 左手は軽快さを演出すること。 右手は相当な余裕を持って弾けるよう練習することと、アーティキュレーションを確実に再現することが大切です。 でなければ同じことの繰り返しばかりでとても聴いていられません。 最後のPresto部分で最高の速度と音量を出せるように、ここに至るまでは余力を残しておきましょう。 ラン・ランやM. アルゲリッチは冒頭部分から、普通の人の全力に近いテンポで弾き、Prestoでは超人的な速度で演奏しています。 一例として、このPresto部分の同音連打だけやや前のめりに弾くとスピード感が出ます。 それが効果的に聴こえるためには、ここまでの部分を同じテンポで表情豊かに弾く必要がありますね。 まとめ テクニックがあればあるほど多くの可能性が広がる作品ではありますが、テクニックに自信がない人にとってもアプローチ次第では魅力的に弾ける作品です!譜読みも比較的優しいので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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