あら ぬ 疑い。 あらいずみるい

あらいずみるい

あら ぬ 疑い

話題を変えようとして言ったのだが、あまりいい選択ではなかった。 秋穂から聞いたと言えば、あらぬ疑いをかけられることになってしまう。 玉木は、良くも悪くも、執念深い男だ。 … 神永学『コンダクター』 より引用• 翌日は、どんよりした曇り空だったが、田島は、一昨日、昨日と同じように、弁当を作って貰って、釣りに出かけた。 妙な行動を取って、あらぬ疑いをかけられるのが嫌だったからである。 昨日、クチジロイシダイが釣れた孫市の磯に出かけた。 … 西村京太郎『完全殺人』 より引用• 責任どころか、こちらは被害者なのである。 あらぬ疑いをかけられて、何十日という間、 不愉快 ふゆかいしごくな日を送った。 十阿弥が盗んだのであることを突きとめるまでの苦労も大ていなものではなかった。 … 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』 より引用• 彼女にあらぬ疑いをかけて、非常に屈辱的な思いを強いたんですよ。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』 より引用• 竜太らしからぬ考えであった。 竜太はあらぬ疑いをかけられてから、すべてに懐疑的になっていた。 病院に入院している愛子に、只ひとことの連絡も取らせてくれなかった駐在所の巡査部長の顔が目に浮かぶ。 … 三浦綾子『銃口』 より引用• 吉住さんの方が警察にあらぬ疑いをかけられて仕事にならなかったせいもあるしね。 有栖川有栖『ダリの繭』 より引用• 康有為自身は清朝に対し反抗の意思などなく、孔子紀年採用は孔子神格化のための単なる布石に過ぎなかった。 しかし周囲からあらぬ疑いをかけられることを避ける手立てはなかったのである。 変法派は革命ではなく、改革を志していたのであるからその躊躇は当然であったといえよう。 なぜ、そんなことをさせるのだろう。 不審に思いはしたが、拒否してあらぬ疑いをかけられるのも嫌だ。 奈緒美は立ち上がり、窓に歩み寄ってカーテンを引いた。 … 神永学『コンダクター』 より引用• そんなやつに会って、あらぬ疑いをかけられるのはいやだ。 おまえ、こう返事をしてくれ、病の床に臥っておりまして動くことができませんので、お会いできません。 … 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(四)』 より引用• 無線機はあらぬ疑いをかけられないために持参しなかった。 しかし、独立戦車第一一連隊がどうなったのか、中島は気にかかって仕方がなかった。 … 池上司『八月十五日の開戦』 より引用• 彼女が飛び降りた時刻、俺には喫茶店にいたという立派なアリバイがあるが、万が一、店員が記憶していなかったら厄介なことになる。 余計なことを喋って、あらぬ疑いをかけられるのが恐ろしかったのだ。 俺が昨日、三田女史の部屋に行ったことは誰も知らないのだから、嘘がばれることはあるまい。 … 山本弘『審判の日』 より引用• 蝶六は、お吉の夫豊島屋七左衛門の役にまわっている。 お吉と与兵衛のあいだにあらぬ疑いをかけて 嫉妬 しつとする男である。 奥で何をしておった。 … 皆川博子『旅芝居殺人事件』 より引用• 時に肆葉護可汗の性格は猜狠信讒で、人々を統率する能力がなかった。 そうした中、小可汗の乙利可汗にあらぬ疑いをかけ、その一族を滅ぼした。 これにより民衆の心は次第に離れていった。 これはあらぬ疑いをかけられたものだ。 まあ阿良々木先輩からかけられるのであれば、褒め言葉でも疑いでも、嬉しいものだがな! … 西尾維新『暦物語』 より引用• そういう精神構造のしげみが、七瀬には哀れに思えた。 恐るべきなのはあらぬ疑いをかけられているわたしなのに、と思って七瀬は苦笑した。 ついに我慢できず、しげみが叫ぶようにいった。 … 筒井康隆『 「七瀬」三部作 2 七瀬ふたたび』 より引用• あの三人の兄妹は、あらぬ疑いをかけられ、へんな噂までたてられて困っているんです。 もっとも、警察や検察庁としては、事件の真相を究明しなければならない責任がありますから、それなりの捜査をやらなければならないわけですけど、その一方では、静代さんたち三人の兄妹が迷惑をこうむる結果になったりするんです。 … 和久峻三『朝霧高原殺人事件~赤かぶ検事シリーズ 1991』 より引用• あらぬ疑いをかけられたものである。 しかし、彼らが佐助のあとを手繰って近づこうとしていた真の目標を発見したからと言って、このまま逃げ出す気にはなれなかった。 … 半村良『産霊山秘録 上の巻』 より引用• あらぬ疑いをかけられるかもしれない。 先日、山形市と秋田市へ行った。 … 阿刀田高『三角のあたま』 より引用• 同僚からあらぬ疑いをかけられるじゃありませんか。 今度役所に来たなら、私は同行を拒否しますよ。 … 姉小路祐『殺意の法廷』 より引用• あらぬ疑いをかけられているなら晴らしてあげなくてはと思い、私は力みながら話していた。 おそらく、樺田警部は吉住のアリバイを調べているのだろう。 … 有栖川有栖『ダリの繭』 より引用•

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あらぬ疑いをかけられ10年勤めた会社から解雇。弁護士に依頼し,解雇を取消,解決金を獲得!

あら ぬ 疑い

「おい、ここに置いていた書類を知らないか?」 会社で同僚たちが騒いでいる。 書類がなくなったらしい。 数秒後、同僚たちの視線が自分に集まる。 いや、オレ、知らないし。 取引先の勘違いで会社に損害が出た。 「担当者の君にも落ち度があるよね?」 でも、勘違いしたのは取引先だし・・・。 「どうせ合コンなんでしょ?」 彼女からの誘いを断ったら、疑われた。 「いや、勉強会なんだけど」と伝えても、シラーッとした目で覗き込んでくる。 本当に違うのに・・・。 自分は悪くないのに、なぜか疑われてしまう。 いつも責められる。 なんでオレだけ!? そんな濡れ衣を着せられてばかりのアナタは、おそらく 濡れ衣体質。 要注意。 そんなアナタの未来を予見してみましょう。 昇進したアナタは、部下のミスを上司から追及されます。 「君の指導に 責任があったんじゃないのか」 社内の派閥争いに巻き込まれ、かつての上司から責められます。 些細な濡れ衣ならまだしも、ひどい場合には、会社を解雇されたり、冤罪で捕まったりします。 そんな人生、イヤだ! 自分は悪くないはずなのに、つい濡れ衣を着せられてしまう。 そんな濡れ衣体質から抜け出し、自分をしっかり守るにはコツがあります。 「事実」と「評価」を分ける なんか難しそうな話が来た!と戻るボタンを押そうとしたアナタ。 ここ、コース料理でいえばメインディッシュです。 仕事術や話し方について書かれたビジネス書では、よくこの話が出ます。 仕事の報告では、事実と意見・評価を区別したほうがいいと言われる。 『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』より 物事には、順番があります。 ある「事実」があって、それを「評価」して自分の意見を加えるという順番です。 コース料理で「デザートを最初に持ってきてよ」と言い出したら、料理長は舌打ちするでしょう。 順番を守らないといけないのです。 ここもそう。 「評価」するには「事実」が先に必要です。 Amazonや食べログで「評価」するには、先に本を読んだり、店に行きますよね。 「読んだ」「食べた」という事実があって、評価するという順番です。 読んでも食べてもいないのに、星一つを付けるのは止めましょう。 ホントに! このように「事実」と「評価」の順番を守ってキッチリ区別できていると、相手に話が伝わりやすくなります。 メリットは、それだけではありません。 この区別をすることで、 濡れ衣を着せられにくくなるのです。 濡れ衣を着せられるパターンで多いのは、 事実のステージが曖昧なままなのに、評価のステージでまとめられてしまう というものです。 事実:みんなの前で「お前なんかクビだ!」と言った 評価:パワハラ というように、評価をするためには、何の事実をもとにしているのかハッキリさせなければなりません。 しかし、事実が曖昧なまま、パワハラとされてしまうことがあります。 事実:上司が部下に対して個室で「そんなんじゃダメだ」と言った 評価:パワハラ 事実から評価がつながっているのか、 これだけでは微妙です。 「そんなんじゃダメだ」との発言は、時にはアドバイスとも取れます。 他の事実が出てくれば、パワハラになることもあるでしょう。 ブレがあって曖昧です。 それなのに事実と評価の区別ができないと、「パワハラ」とまとめられ濡れ衣を着せられてしまうのです。 事実のステージを曖昧にしたまま、評価のステージで戦わない。 これが大事です。 逆に言うと、アナタに責任を取らせようと考える人は、事実と評価をごちゃ混ぜにして、評価のステージでまとめようとしてきます。 鍋でも出てきた材料をいっぺんに入れちゃう人、いますよね。 そんな感じ。 たとえば、電車内の痴漢事件での警察の取調べ。 事実:電車内で女性の身体に手がぶつかったかもしれない。 でも触る気はなかった。 というケースで、警察側が供述調書を作ると、こんな感じになります。 「女性の身体に触ったかもしれません。 女性からすれば、私が痴漢であると考えるのも無理がない行為だったと思います」 このような調書を作った後、「触る気はなかった」という事実は曖昧にされ、 評価:痴漢 というステージで取調べが進んでいくのです。 「相手が痴漢だって考えたのは仕方ないよな?」 「だったら痴漢だと思われても仕方ないよな?」 「もう痴漢だよな?」 と少しずつ、痴漢に仕立てあげられていきます。 評価ステージが「責任」のような曖昧な概念の場合、ここだけでやりとりしていると、いつの間にか、自分にも責任があるかのように感じてきてしまうのです。 評価のマジックです。 これを避けるためには、「評価」のステージから「事実」のステージに戻り、何の事実をもとに評価しているのか、しっかり決めてもらうのが有効なのです。 だからこそ、「事実」と「評価」を区別して、「今、どっちのステージ?」と意識するのがポイントです。 このポイントから、有効なフレーズを紹介します。 「肩入れってどういうことですか?」 と、どういう事実をもとに発言しているのかを確認します。 評価のステージから、事実のステージに戦場を移すフレーズです。 フレーズ2 「その発言はしましたけど、それは・・・」 事実のステージでやるべきことは、 ・相手が根拠にしている事実があったのかどうかの確認。 例)「その発言はしました」 ・他の事実を出す(事実についての言い訳) 例)「その発言は、こういう文脈でした」 ことです。 事実:上司が部下に対して個室で「そんなんじゃダメだ」と言った 評価:パワハラ というケースでは、 ・部下の仕事の進め方 ・それによって生じた損害 ・発言の態様 ・個室にいた時間(短時間のアドバイス) などの事実を出していけば、パワハラと評価されにくくなります。 フレーズ3 「責任を決めるのは私ではありませんから」 濡れ衣を着せられるシーンで多いのは、 評価のステージで戦わされ、誘導されることです。 「君にも責任があったとは言えないか?」 「責任」のような曖昧な概念の場合、白か黒かハッキリさせられないものです。 多少の責任はあるかもしれません。 このような場合は、あくまで事実のステージで主張し、評価については、「自分がするべきものではない」と伝えましょう。 仕事での責任であれば社長などが決めるでしょうし、法的な責任であれば裁判官が決めるでしょう。 以上の3つが、 「事実」と「評価」を分けるポイントでの話です。 では、評価ではなく、事実自体を疑われている場合は、どうすれば良いでしょうか? 最初から戦場が「事実」のステージの場合です。 同僚たちの視線が何故か自分に集まる。 ということは、何か原因があるはずです。 同僚たちが「あなたが持っている」と考える根拠を探りましょう。 その何かは一体? よくあるのが 前科。 以前に、社内で紛失した書類が、あなたのデスクから出てきたことがあったとしたら、あなたが疑われるのも無理がありません。 同じことが何度もあって、前科3犯だったりしたら、同僚は「あなたが犯人に違いない」と確信しているでしょう。 前科が、疑われる原因になるのは仕方がありません。 刑事事件の法廷で、無罪を主張する被告人に対し、検察官は、 「こんだけ似たような前科があるんだから、犯人はお前だ!」という内容をオブラートに包んで主張します。 フレーズ4 「それとこれとは別」 前科があるからといって、今回も犯人とは言い切れません。 前に同じような失敗をしてしまっているなら、 今回は違うということを主張しましょう。 たとえば、 「あれから気をつけてますから」 「あれからデスクはしっかり整理してますよ」 「あの後、滝に打たれて生まれ変わったんです」 と、 以前とは違う自分だと伝えるのです。 なお、このように前科は関係がないことを主張すべきなのですが、そもそも前科がない方が良いですよね。 曖昧な責任を認めてしまうと、次に何かあったときにその責任まで負わされてしまうリスクがあるのです。 濡れ衣人生を避けるためには、 余計な前科を作らないことも大事です。 フレーズ5 「あいつはそんなヤツじゃないよ」 濡れ衣を避ける最後のフレーズはこれ。 とは言っても、発言するのはアナタではありません。 他人から「あいつはそんなヤツじゃないよ」と言ってもらうフレーズです。 「どうせ合コンなんでしょ?」と彼女から疑われ、本当に違うのに、あたふたしてしまう。 まったく違うし、証拠を見せても、信用してもらえない。 本当に違うのに、「違う」と言えば言うほど怪しく見えるのです。 みんな、そうに違いない。 こんなときは、口を交換しましょう。 「何を言うか」より「誰が言うか」が大事なシーンがあります。 「オレってすごいだろ?」と自慢するより、同僚から「あいつ、すごいんですよ」と言われた方が、相手に一目置かれます。 濡れ衣を避けるのも同じ。 アナタが完璧なロジックで説明しても信じてもらえなかったのに、友人が「あいつ、そんなヤツじゃないよ」とマジメな顔で放った一言が信用されたりします。 何も説明してないし、何も根拠ないし、感性で発言しているだけなのに、信用度が高かったりします。 何だそれ。 必死に自分で考えていたのがバカらしくなります。 怪しい目で見られているときは、「何を言うか」より「誰が言うか」。 信頼されている人の口を借りてみましょう。 余計な濡れ衣は、サラリとかわして、仕事に打ち込んでいきましょう。 P.S. 「デザートは別腹」「飲んだ後はシメにラーメン」についていけない人は、私だけではあるまい。 「事実」と「評価」の話は、めんどうな人を相手にするとき活躍する神ツールです。 詳しく知りたい人は、書籍『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』をチェックしてみてくださいね。

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あらぬ疑いをかけられ取り調べを受ける場合、ボイスレコーダーは使用可能?

あら ぬ 疑い

ケース 73 あらぬ疑いをかけられ10年勤めた会社から解雇。 弁護士に依頼し,解雇を取消,解決金を獲得! Fさんの解決事例(女性・40歳代) ご依頼内容 不当解雇・退職 雇用形態 正社員 Fさんは,保険事務所に約10年,勤めていました。 従業員が5人以下のアットホームな企業で,Fさんは,本来の事務職以外に現金の管理も任されていました。 しかしある日,Fさんが管理していた現金数万円がなくなってしまいました。 理由がわからず困っていると,社長から「Fさんが着服した」と決めつけられ,ほどなくして「今日で辞めてもらう。 明日から来なくていい」と解雇を告げられてしまいました。 濡れ衣を着せられて,解雇されたことに納得できなかったFさんは,労働トラブルに詳しい弁護士に話を聞きたいと考え,当事務所にご相談くださいました。 Fさんから詳しくお話を伺い弁護士は,不当解雇といえる可能性が高いこと,会社に不当解雇を主張することで,解雇の取消や金銭の獲得が認められることをお伝えしました。 Fさんは説明に耳を傾け,「このまま泣き寝入りしたくない」と,当事務所に正式にご依頼くださいました。 ご依頼後,弁護士はすぐ会社に連絡を取り,交渉をスタートさせました。 Fさんは会社の金銭を着服しておらず事実無根であること,そのため,解雇に正当な理由はなく不当解雇であること,Fさんは10年間も勤めた会社から解雇され,深く傷ついたことなどを主張していきました。 会社も反論してきましたが,弁護士は,あきらめることなく粘り強く交渉を重ねました。 その結果,解雇が取り消されて会社都合退職となり,Fさんに解決金として50万円が支払われることで合意に至りました。

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